鼻口蓋管嚢胞日帰り外来手術後の経過(治療の体験談ブログ) USBファイバースコープで中を覗く画像あり

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日帰りで鼻口蓋管嚢胞の開窓手術から2ヶ月ちょっと(治療体験談)

 2024年5月24日に、日帰り外来で鼻口蓋管嚢胞の開窓手術を受けました。
 それから2ヶ月ちょっと経過し、8月6日に術後3回目の検診に行って来ました。
 経過は順調……というより、医師の予想を越える早さで歯槽骨が再生しているみたいで、前歯のグラ付きも殆ど無くなりました。
 何と言うか、歯茎の中で歯の根元部分の骨密度が日毎に増えて行く、奇妙なムズムズした違和感みたいな自覚症状すらあります。
 もう、体内のカルシウム、全部歯槽骨に廻ってるんでは、と心配になるくらいです。
 現状では傷口の痛みも無くなり、口腔内の口蓋側に穴が空いているだけの状態となっています。
 この穴が自然にもっと小さく縮めば、最終的に嚢胞の本体を摘出して終わりですか、それまでにはまだまだ時間が掛ります。
 元々嚢胞の中に溜まっていた滲出液は、今は開窓で口腔内に排出されていますので、嚢胞による浸食から解放された歯槽骨は、全力で再生をしてくれているみたいです。

USBのファイバースコープで鼻口蓋管嚢胞の中を覗いてみる

 何時も鼻口蓋管嚢胞内に詰めたカーゼの交換をしてくれている耳鼻咽喉科の医師から、盆の長期休暇の直前なので、その間自分で処置出来る様に、今から自分で嚢胞内の洗浄とガーゼ交換を試して慣れておいてと言われました。
 そんな訳で自分でカーゼの交換をする事になったんですが、折角ですので、カーゼ交換の序に、口腔内を含め、普通は自分では視認出来無い部位の観察をするのにUSBファイバースコープを買って所持しているので、患部の穴の中……鼻口蓋管嚢胞の内部を覗いて見ました。

 鼻口蓋管嚢胞内に突っ込む前に、当然ながら、USBファイバースコープの先端はちゃんと消毒しておきます。

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鼻口蓋管嚢胞を開窓した穴

 鼻口蓋管嚢胞の内部です。
 USBファイバースコープが安物なので、ピントが微妙な感じです。
 しかし、鼻口蓋管嚢胞内の状態はそれなりに確認出来ます。
 内腔の粘膜がボコボコ盛り上がって来ているのは、歯槽骨が増殖して来ている証拠でしょうか?
 一部若干色の濃い、汁気の多そうな箇所もありますが、概ね状態は落ち着いているみたいです。

鼻口蓋管嚢胞内の左の奥

 安物のUSBファイバースコープは余り接写か得意で無いのか、ピントが綺麗に合わず画像がボケ気味ですか、鼻口蓋管嚢胞内の左の奥です。
 USBファイバースコープの先端を突っ込んで撮りました。
 置くまで行くと流石に、汁気を感じさせる、ジクジクとした感じの色の濃い部位が確認出来ます。
 この辺は未だ、触ると痛いです。

鼻口蓋管嚢胞内の右の奥

 今度は鼻口蓋管嚢胞内の右奥です。
 USBファイバースコープの取り回しが悪いので、かなり映し難いです。まあ、医療用ではないので仕方が無いです。こんな使い方は、製造元も想定して無いでしょうし。
 右奥にもやはり、汁気を感じさせる、ジクジクとした感じの色の濃い部位が存在します。
 ここも、カーゼを詰める時に触れると痛いです。
 鼻口蓋管嚢胞内からは、今も滲出液が滲み出ているみたいなのですが、多分この色の濃いジクジクしていそうな部分から滲み出ているのかな?

ブログで使う画像を撮るUSBファイバースコープの品質が……

 現在使用しているUSBファイバースコープはお手軽価格の安物です。安物でも有ると無いとでは大違いなので、買った事を後悔してはいませんが、やはりもう少し映りが良いのも欲しくなってきました。
 値段と性能は比例するのでしょうがないのですが、画像の記録を残すのなら、或る程度の性能は欲しいです。
 USBファイバースコープの安物と高級の違いとしては……

1. 画質と解像度

  • 安物: 解像度が低く、映像が不鮮明になりやすいです。画素数が少ない為、細かい部分の確認が難しい場合があります。
  • 高級品: 高解像度のカメラを搭載しており、映像がクリアで詳細を確認しやすいです。フルHDやそれ以上の解像度を持つモデルもあります。

2. レンズの品質

  • 安物: レンズが低品質で、映像に歪みや色収差が発生しやすいです。視野角も狭い事が多いです。
  • 高級品: 高品質なレンズが使用されており、映像の歪みや色収差が少なく、広い視野角を提供します。

3. ケーブルの柔軟性と耐久性

  • 安物: ケーブルが硬く、狭い場所に挿入しにくい場合があります。また、耐久性が低く、頻繁に使うと断線しやすいこともあります。
  • 高級品: 柔軟で取り回しが良く、狭い場所にも挿入しやすいです。耐久性のある素材で作られており、長期間の使用にも耐えます。

4. 耐水性と防塵性

  • 安物: 防水・防塵性能が低いか、まったく備わっていない事があります。安物は、防水と書いてあっても、IP規格(防水・防塵性能を表す規格)で、どの程度に相当するのか書いてない場合が多いです。
  • 高級品: 高い防水・防塵性能を持ち、過酷な環境でも使用可能です。IP67以上の規格を持つ製品が一般的です。

 問題になるのは、上記辺りでしょうか?
 どちらを選ぶかは、用途や予算に依存しますが、頻繁に使用する場合や、精度が求められる作業には高級品の方が適している事が多いと思います。
 今持っているUSBファイバースコープもこのまま使いますが。金に余裕があれば、もう少し性能が高い良い製品も別で欲しいです。

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