コバエを大量駆除してくれる優れた電気式殺虫器
2024年、クーラーからの水漏れでカラーボックスの後ろが湿って、気付かぬ間にカビていたらしく、そこからコバエが大量発生した。過去記事
鬱陶しいコバエをなんとかしようと、最初、高吸水性ポリマーに吸引剤が染み込ませてあって匂いに惹かれて中に入って来たコバエを捕まえるコバエホイホイみたいなのを置いてみたが、全然捕まらなかった。
何故だと思いコバエに付いて調べてみると、原因が判明した。
恐らく、発生したのは誘引剤に反応しない系のコバエ、生ゴミではなく観葉植物の土に生える真菌類なんかを餌にする、キノコバエだったのだと思う。
カラーボックスはMDF系の素材で出来ているので、カビれば腐葉土みたいなもんなのだろう。
テープで捕虫するタイプの物だとコバエはくっつくが、そこまで駆除効率は良くない。
しょうがないので電気式の殺虫器、名前はそのまま「電気のコバエとり」を、こんなので本当にコバエが駆除出来るのか、と疑いつつ半信半疑で買ってみた処、これが滅茶苦茶コバエを駆除してくれて、ビックリするくらいの効果を上げれくれた。
バッテリー式なので、24時間連続で使いたい場合には、給電してくれるUSBポートにずっと繋ぎっぱなしにしておく必要がある(充電しながらの使用は非推奨)が、点灯させて置けば勝手にコバエが寄って来て、電極部分に突っ込んでバチッ、バチッと凄い音がして一瞬火花みたいなのが光って、焼死なのか感電死なのか判らないがコバエが死ぬ。
大き目のコバエだと、電気ショックを耐え抜くのか、下に落ちても死に切れず、もがきながら未だ生きている奴も居るが、大体は一瞬で即死する様だ。
因みに、輸入販売元に問い合わせた処、かなり突っ込んだ詳しい部分まで教えてくれて、内臓バッテリーは、18650リチウムイオン電池だとの事ら。
給電しながら使用する場合は、上の部分が嵌め込み式になっていて外れるので、内蔵のバッテリーの端子を、制御基板から外してしまった方が良いと言われた。
サポートの担当者がぶっちゃけ過ぎていて笑った。親切な助言で助かりましたけど。
一応書いておくと、「電気のコバエとり」ですが、周囲が暗い状態で使った方が、コバエが光に寄って来易いので駆除の効率は上がります。
夜寝る前に、「電気のコバエとり」をセットして電気を消してしまうのがおすすめ。すると、一晩中バチッバチッと音がして一瞬明るく光るのを何度も繰り返しますので、確り殺虫してくれてるな、と実感しながら眠れます。
翌朝見ると、「電気のコバエとり」の下皿と周囲に、コバエの死体が落ちているので掃除しましょう。コバエが多い時は、見てびっくりするくらい大量に死んでいる時もあります。
コバエの繁殖力は凄まじいらしいですが、「電気のコバエとり」で駆除して行くと、どんどん数が減って行き、最初の1週間で激減しました。
取り敢えず、クーラーの水漏れで大量発生したキノコバエは、略々殺し尽くせた様である。
風呂場や流し台の排水口からやってくるチョウバエも駆除
毎年夏になると風呂場やトイレ、水回りで羽の形が特徴的な黒いコバエを見掛ける。どうもそいつはチョウバエという種類のコバエらしい。
元々は湿地や沼、ドブ川等の水際が主な生息地で、風呂場や台所の排水口、下水管等のヘドロから発生して室内に侵入してくる汚いコバエだ。夜行性らしく、部屋が明るいと、浴槽やトイレの壁等に停まって止じっとしているのを見掛ける。
このチョウバエも、コバエホイホイを仕掛けても全然捕まらない。しかし、夜に「電気のコバエとり」を風呂場にセットしておくと、朝見るとキノコバエと混じってこいつも一緒に死んでいる。
電気殺虫器はチョウバエ駆除にも活躍対応してくれる様だ。中々幅広い殺虫スペクトルで良い仕事をしてくれています。電気式の殺虫器は色々優秀です。
↓写真ボケてるけど、コバエ死んでるの判るでしょうか?↓
蚊も駆除してくれる
コバエ退治目的で買った電気式殺虫器ですが、付けておくと蚊も一緒に殺してくれる様です。「電気のコバエとり」のお陰か、今年は部屋の中を飛ぶ蚊を、めっきり見掛けなくなりました。
犬や猫、家の場合はフェレットですが、ペットを飼っている方は、蚊が媒体する寄生虫、フィラリア症にペットが感染してしまうのが怖いので、夏場は特に蚊対策に気を揉むと思います。
蚊は、現在では国内での新たな感染の報告は無い様ですが、嘗ては人間にもバンクロフト糸状虫(Wuchereria bancrofti)やマレー糸状虫(Brugia malayi)といった寄生虫を感染させた嫌な害虫です。
原虫疾患以外にも蚊は、デング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、といった感染症の媒体なので、徹底的に殺して方が良いです。
夏場に「電気のコバエとり」を必需品かも知らません。薬ではないので嫌な臭いはしないし、コバエに蚊といった小さい害虫全体への対策になるので、買って損はしない高コスパな商品だと思います。
電気式の殺虫器の種類 買うならどれが良い?
自分が買った殺虫器は、バッテリー式で充電はUSBポートを使用するタイプでした。しかし、殺虫機には、AC100Vで使用出来る物もあり、24時間連続で使用するのなら、こちらの方が良いかも知れません。
虫を誘い込むには光を使う製品が多いですが、LEDライトを使うタイプと、蛍光管を使うタイプがあります。LEDライトを使う製品の方が発光部の寿命が長いですし、消費電力も低いです。
蛍光管はLEDよりも寿命が短いので、切れたら交換が必要です。バッテリー駆動するタイプで小型の製品はLEDライトタイプが多いです。
ライトと二酸化炭素の2つを用いて虫を誘い込む製品もあります。
誘い込んだ虫を電撃で殺す製品が主流ですが、ファンで吸い込んで捕獲する製品もあります。電撃で殺すタイプは光るし、バチッバチッと結構大きな音がします。吸引タイプはファンの音が気になるかも知れませんが、電撃式の様な音はしません。こちらは殺虫器というよりも捕虫器です。
室内で使うのなら、小型の物が良いんじゃないかと思います。USB給電式とAC100V式の何方が良いのかは一概に決められませんので、どのくらい連続使用したいのかといった判断基準で、自分の用途の希望にあった商品を選んで下さい。