uv checker/チェッカー購入 電気殺虫機や100均ダイソー・セリア紫外線LEDライトはUV出ている? 波長は? 肌老化は?

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生活

AmazonでUVチェック省エネカード UV-5SEを買う

 地表に降り注ぐ紫外線(UV)は、波長によって3つの種類に分類されます。
 個人的に、浴びると体に悪いイメージの強い紫外線ですが、3種種類それぞれが異なる影響を持ち、地表に到達する量やその危険性も異なります。

紫外線(UV)の種類

 紫外線が強くなる時期は、主に5月から8月にかけての夏季です。この時期は太陽の位置が高くなり、日差しが強くなるため、紫外線の量も増加します。
 時間帯的には午前10時から午後2時の間が紫外線量が最も強くなります。この時間帯に外出する際は、日焼け止めや帽子、サングラスなどの対策が重要です。
 山間部や海辺では、紫外線が強くなる傾向があります。また、曇りの日でも紫外線は地表に到達する為、曇天の日も油断出来ません。

1. UV-A (320-400nm)

  • 波長: 最も長く、320nmから400nmの範囲です。
  • 特性: 大気層(オゾン層)をほとんど通過し、地表に到達します。
  • 影響: 皮膚に深く浸透し、長期的には皮膚の老化やシワの原因となります。また、過度のUV-A曝露は皮膚がんのリスクを増加させる可能性があります。
  • 危険性: 比較的高いです。UV-Aは紫外線の中で最も多く地表に到達し、長時間の曝露は有害です。

2. UV-B (280-320nm)

  • 波長: 中程度の長さで、280nmから320nmの範囲です。
  • 特性: オゾン層によって一部吸収されますが、一部は地表に到達します。
  • 影響: 皮膚の表面に影響を与え、日焼けや、場合によっては皮膚がんを引き起こす事があります。また、目のダメージ(例えば白内障のリスク)も引き起こす事があります。
  • 危険性: 高いです。短時間でも皮膚に大きなダメージを与える可能性があり、特に夏季や高地では注意が必要です。

3. UV-C (100-280nm)

  • 波長: 最も短く、100nmから280nmの範囲です。
  • 特性: 地球のオゾン層や大気によってほぼすべてが吸収され、通常は地表に到達しません。
  • 影響: 人体には非常に有害で、直接曝露されると皮膚や目に深刻なダメージを与えます。ただし、通常は自然界での直接曝露はありません。
  • 危険性: 自然界ではほとんどリスクはありませんが、人工的なUV-C光源に対する曝露には注意が必要です。

まとめ

  • 地表に到達する紫外線は主にUV-AとUV-Bです。これらの紫外線は、長期的な皮膚の健康やがんリスクに影響を与える可能性があるため、適切な防護策(例えば、日焼け止めの使用や適切な衣服の着用)が推奨されます。

 紫外線量は毎年5月頃から急激に増加し始め、夏の始まりに向けて、特に晴れた日は紫外線対策が必要となると言われています。
 そして、6月から8月に掛けて、紫外線量が最も多くなるピークの時期が到来し、特にその頃の正午前後は、紫外線の強さが最大になります。9月になってやっと紫外線の強さは少しずつ弱まりますが、まだ注意が必要な日が続きます。

 積極的に紫外線に晒される趣味は無いので、昼間は年中帽子を被ってUV対策をしている私ですが、頭上から降り注ぐ分を遮っても、地面からの照り返しで紫外線に曝露してしまう事もあるというので、紫外線の強さというのを目で見たくなって、Amazonで販売していた「UVチェック省エネカード UV-5SE」というのを見付け、購入してしまいました。

 これを選択した理由は端に安かったから。カードタイプで邪魔にならないし、温度も判るから、あると便利かなと思って買いました。

 以前から、半導体式光センサーでUV強度を測定する*注意1「TANITA 時計付デジタル表示 紫外線チェッカー UV-miraEC-960」という商品を所持していたのですが、暫く振りに使いたくなったら何処にしまったのかを忘れてしまたので、新しいのを買いました。
 しかし、UV-5SEが届いてからもう1回探したら、TANITAのUV-miraEC-960もあっさり見付かりました。
 いやもう本当に何をやっているのか。自分のマヌケっぷりに嫌気が差します。
 無駄金を使った気もしましたが、uv チェッカーが2つくらいあっても良いか、と自分を納得させました。

*注意1:既にメーカーから「TANITA 時計付デジタル表示 紫外線チェッカー UV-miraEC-960」の製造、販売は終了している。

uv checker/チェッカー UV-5SE

 それで、今回新しく購入したUV-5SEですが、これはサーモクロミック式の温度計がオマケで付いた、プラ製のカードでした。
 uv チェックの部分は、紫外線で色が変わる丸いシールがカードに貼ってありました。本当にただ、貼ってあるだけなので、注意して使わないと直ぐに剥げそうです。

サーモクロミック式の温度計

 サーモクロミック材料には、温度に応じて色が変わる有機化合物や液晶が含まれています。
 これらの材料は温度が変わると分子の構造が変化し、その結果、吸収する光の波長が変わり、見た目の色が変わるという現象が起こります。
 サーモクロミック式の温度計とは、このサーモクロミック材料の特性を利用して作られた温度計です。

 UV-5SEを買ってから気付いたのですが、実は単体で、120枚入りの紫外線で色が変わりUVチェックが可能な「紫外線 チェック シール」というのが、Amazonで販売されていました。
 どうもUV-5SEに貼ってあるシールは、これと同じ物の様な気がします。
 このシール、数が多いので、紫外線の強さをチェックの為に色々な場所に貼って置けば、非常に便利そうです。
 そういう使い方をするのなら、↓こっちの商品を買った方が良いかも知れません。

 因みにサーモクロミック式の温度計で「温度計 ステッカー」というのも単体で販売されています。↓こちら5枚入りで700円ちょいです。

 購入したUV-5SEですが、ちゃんと温度も測れますし、紫外線の強さに反応して色の濃さも変化しますので、本来の目的であるuv チェッカーとして使用する用途であれば、何の問題もありません。
 ただ、UV-5SEを2枚以上欲しいのであれば、UVチェックシールと温度シールを購入して。自分でプラパン等でカードを作って貼り付けて、同等品を大量生産した方が安上がりで良いです。

電気殺虫機や100均ダイソー・セリア紫外線ledライトのUVの出力は?

 我が家でコバエ駆除に使っているUV光源誘引式の電気殺虫機や、接着剤代わりのUVレジン液を固めるのに使う100均ダイソー・セリアで買った紫外線LEDライト、それらから出ている紫外線はどのくらいの強さなのか、と前からとても気になっていました。
 UVレジン液用の紫外線LEDライトは兎も角、点けっぱなしにしている電気殺虫機の光は直視してしまう事もありますし、人体に悪影響は無いのか、UVで周囲の物を変色させてしまったりはしないのか、その辺りが心配でした。

 因みに、100均で買える紫外線LEDライトは、ダイソーが波長365+405nm、セリアが波長405nmのUVを、それぞれ照射する仕様です。紫外線の種類は、波長的にどちらもUV-Aです。
 電気殺虫器のUVライトに関しては、説明書に波長までは書かれていませんでした。

 取り敢えず、物はこれらのUVライトの光を試しに測定してみた結果ですが……。

UV光源誘引式の電気殺虫機の紫外線量

 電気殺虫機のUV強度は、半導体式光センサーでUV強度を測定するTANITAのUV-miraEC-960で測定した結果、UV-A:1.0W/1㎡、UV-B:0.2W/1㎡で、UV-5SEの紫外線チェックシールに関しては、僅かに色が付く程度でした。
 こちらのUVの種類は凡そがAの様で、強度的には、超至近距離で測定してその程度の数値だったので、余程間近で直視しなければ何の問題も無さそうな、低レベルの光線量の様です。
 しかし、僅かとはいえ、UV-Bも発生しているのには驚きました。

↓電気殺虫機のUV-A↓

↓電気殺虫機のUV-B↓

紫外線LEDライト(セリア)の紫外線量

 紫外線LEDライトのUV強度は(こちらセリアで買った方です)、TANITAのUV-miraEC-960で測定した結果は、UV-A:1.0W/1㎡、UV-B:0.3W/1㎡でしたが、UV-5SEの紫外線チェックシールに関しては、翳した途端に色が即座にとても濃く(最高まで)なりました。
 UVレジン液を硬化させるだけあって、電気殺虫機よりは高い量のUVが照射されているようです。
 UV-Bも混じっているので、個人的に皮膚への近距離での頻繁な曝露は、出来るだけ避けるべきかなと感じました。

UV-Aの画像は省略

↓セリア紫外線LEDライトのUV-B↓

紫外線LEDライト(ダイソー)の紫外線量

 紫外線LEDライトのUV強度その2は(こちらダイソーで買った方です)、TANITAのUV-miraEC-960で測定した結果は、UV-A:18W/1㎡、UV-B:0.0W/1㎡でしたが、UV-5SEの紫外線チェックシールに関しては、こちらも翳した途端に色が最高まで濃くなりました。
 紫外線LEDライト(ダイソー)は、LEDの数が多いからか、UV-Aの照射量も結構多いです。
 此方も、近距離で皮膚への頻繁な曝露は注意した方が良さそうです。しかし、UV-Bに関してはこちらは0でした。

 もしかしたらですが、2007年に徳島大学の研究発表で「365nmの紫外線LEDでの殺菌効果が確認された」というのを見た事がありますので、紫外線LEDライト(ダイソー)を使えば、黒カビ等の殺菌や、水虫の治療に効果を期待出来るかも知れません。
 書いといてなんですが、勿論、殺菌効果に関しての確証は何もありません。
 ソース:UVA-LED を応用した殺菌

↓ダイソー紫外線LEDライトのUV-A↓

↓ダイソー紫外線LEDライトのUV-B↓

TANITAのUV-miraEC-960に書いてあった紫外線量の危険度

弱いやや強い強い非常に強い
UV-A0~1516~4041~5051以上
UV-B0.0~0.30.4~0.60.7~1.01.1以上

 測定して初めて自分も知りましたが、365~405nmのUVA-LEDの光にも、種類によっては波長の短いUV-Bの照射が混じる事があるみたいです。
 一応念の為、光が肌に中たる可能性のある使い方をする時は、取り扱いに充分に注意しましょう。

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