洗濯物の生乾き臭 予防とリセットの使い分け 普通の洗剤では取れない 悪臭源のモラクセラ菌やカビ マイクロコッカス菌

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生活

洗濯物の臭いの原因はモラクセラ菌か? カビか?

 洗ったばかりの洗濯物から嫌な匂いがする。原因は何か? と言っても、臭さの種類で原因は異なります。
 洗ったばかりの洗濯物がカビ臭い、洗濯物に黒いワカメの様な汚物が付着している、という場合は、洗濯槽でカビが増殖しています。一度、洗濯槽をクリーニングした方が良いと思います。
 乾燥し切った状態だと臭いはしないけれど、生乾きの時に臭うというのは、悪名高いモラクセラ菌が原因でしょう。
 モラクセラ菌が増殖していると、衣類が雨で濡れたり、汗をかいて湿ったりすると、途端に雑巾めいた臭いを発し始めます。
 雑巾様臭とは違い、何方かと言えば汗様臭が漂って来るという場合は、マイクロコッカス菌が衣類で増殖している可能性が高いです。

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洗濯物がカビ臭い 洗濯槽のカビは定期的にクリーナーで落とす

 洗濯物に付着する通称ワカメと呼ばれる黒い汚物の正体は、洗濯槽の裏に生えるカビです。
 種類としては、主にエクソフィアラやオクロコニスという種類のカビだという話です。

 洗った洗濯物がカビ臭かったり、黒い汚物が付着していたら、カビに汚染されている証拠ですので、一度洗濯槽を綺麗する為にクリーニングをするべきです。
 洗濯槽のクリーニングは、専用の薬剤が市販されているので、それを使用して洗浄するのが一番手っ取り早いです。

 洗濯槽のクリーニング用の薬剤には、酸素系と塩素系が存在しますが、効果的にカビを駆除したいなら、効き目が強力な塩素系のクリーナーを使うのがおすすめです。
 専用の物でなくとも、キッチンハイター等の界面活性剤入りの塩素系漂白剤を、水を溜めた洗濯槽の中に500cc程度入れて、3時間程度放置してから普通に回せば、塩素系洗濯槽クリーナーとして市販されているものと同程度には、カビの掃除になります。

 更に強力な洗浄力を求めるのなら、洗濯機のメーカーが独自に販売している専用のクリーナーを使うのが良いでしょう。
 家電屋の店員さんに実際にメリットを尋ねた処、これらの専用品は、そのメーカーの洗濯機に特化して成分を調整してあるので、汎用品を使うよりも、洗濯槽がより一層綺麗に洗浄されるという回答を貰いました。
 試しに使ってみる価値は、充分にあると思います。

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生乾きの洗濯物の悪臭 モラクセラ菌の仕業

 衣類が濡れると途端に発生する生乾き臭は、衣類で大繁殖したモラクセラ菌の排泄物の臭いだと言われています。
 衣類に付着したモラクセラ菌は、普通に洗濯しても殆ど落ちません。そして、洗濯後で数が減ったとしても、洗濯物が湿っている間に再び増殖し、雑巾様臭を発生します。
 そしてこの生乾き臭というのは、一旦発生し出すと、もう普通の洗濯用洗剤を使って洗濯しても取れず、塩素系漂白剤等で強制リセットを掛けないと、何時までも臭い続けます。
 正確に言うと、生乾き臭の正体は、モラクセラ菌の排泄物の成分、4-メチル-3-ヘキセン酸(4-Methyl-3-hexenoic acid:4M3H)が揮発する時の悪臭です。
 

モラクセラ菌

 モラクセラ菌(Moraxella)は、グラム陰性の細菌で、特に「モラクセラ・オスロエンシス(Moraxella osloensis)」が衣類の悪臭の原因として知られています。

  • モラクセラ・オスロエンシスは、主に湿った環境や低温条件で繁殖しやすく、洗濯後の生乾きの衣類に付着して悪臭を引き起こします。
  • この菌は、汗や皮脂に含まれるタンパク質や脂質を分解し、特有の強い悪臭を放つ化合物を生成します。これが「生乾き臭」の主な原因です。

 モラクセラ菌は日常的に存在する菌ですが、衣類が十分に乾かないとその増殖が促進され、悪臭が発生し易くなります。

汗をかいた後に衣類から発生する汗様の臭い

 汗をかくと衣類から発生する汗様の臭い、この臭いの成分は脂肪酸臭だそうで、悪臭発生の原因菌として、モラクセラ菌とはまた別で、マイクロコッカス属の菌が関わっているそうです。
 マイクロコッカス菌は、高い脂肪酸様臭生成能を有しているそうで、雑巾様臭を発生するモラクセラ菌とはまた別種の悪臭で、衣類を臭くします。

参考:汗をかいた後に衣類から発生するニオイ成分とその原因菌を解明

マイクロコッカス菌

 マイクロコッカス菌(Micrococcus)は、グラム陽性の球菌で、一般的に空気、土壌、水、皮膚などの環境に広く存在する細菌の一群を指します。これらの菌は、単独で存在することもありますが、通常は小さな塊状または不規則なグループで見られます。
 マイクロコッカス菌は、通常、無害で、ヒトに病気を引き起こすことはあまりありませんが、免疫力が低下している人や病院などで感染症の原因となることもあります。

 一部のマイクロコッカス菌は、食物の保存中に腐敗を引き起こす事があるため、食品産業では注意が必要です。また、工業用途ではバイオテクノロジー分野で利用される事もあります。例えば、香料の生産や環境汚染物質の分解などに利用される事があります。

 マイクロコッカス菌は、衣類の悪臭に関与する事で知られています。これらの細菌は、人の皮膚や汗に存在し、特に汗が乾燥している状態で増殖しやすいです。
 衣類が汗や皮脂で汚れたまま放置されると、マイクロコッカス菌がその有機物を分解し、悪臭を放つ化合物を生成します。この悪臭は特に「洗濯物が生乾きの時」や「汗をかいた衣類を長時間放置した時」に感じられる事が多いです。

生乾き臭のリセット

 一旦発生し出したた生乾き臭は、普通に洗濯した程度では一向に収まりません。
 因って強制的にリセットを掛ける必要があります。
 その方法としては……

薬品リセット

  • 塩素系漂白剤に浸ける
  • ベンザルコニウム塩化物液に浸ける

 塩素系漂白剤はの主成分は次亜塩素酸(HOCl)であり、これが強力な殺菌力を持ちます
 塩素系漂白剤に含まれる、次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl)が水に溶けると次亜塩素酸が生成されます。この次亜塩素酸が強力な酸化作用を持っており、微生物に対して効果的に働きます。

 ベンザルコニウム塩化物(Benzalkonium chloride, BKC)は、第4級アンモニウム塩に分類される界面活性剤で、強力な殺菌効果を持っています。
 ベンザルコニウム塩化物は、様々な細菌、ウイルス、真菌に対して効果を発揮し、医療や衛生用品、消毒剤などに広く使用されています。

 上記な様な薬剤に洗濯物を浸け置きする事で、モラクセラ菌やマイクロコッカス菌を消毒し、生乾き臭をリセットします。

次亜塩素酸の殺菌メカニズム

  1. 細胞膜の破壊:
    • 次亜塩素酸は微生物の細胞膜に浸透し、膜中の脂質やタンパク質を酸化します。これにより、細胞膜の構造が崩壊し、細胞が破裂して死滅します。
  2. タンパク質の変性:
    • 次亜塩素酸は、微生物内のタンパク質と反応し、タンパク質の構造を変化させます。これにより、タンパク質が正常に機能しなくなり、微生物の生命活動が停止します。
  3. DNAの損傷:
    • 次亜塩素酸は微生物のDNAにも作用し、酸化によってDNAを損傷させます。これにより、微生物が増殖する能力が失われ、死滅します。
使用上の注意

 塩素系漂白剤は強力な殺菌効果を持っていますが、取扱いには注意が必要です。強い酸化作用がある為、他の化学物質と混ぜると有毒なガスが発生する事があります。また、皮膚や目に触れると刺激を引き起こす為、使用時には適切な換気と保護具の着用が推奨されます。

ベンザルコニウム塩化物の殺菌メカニズム

  1. 細胞膜の破壊:
    • ベンザルコニウム塩化物は、微生物の細胞膜や細胞壁と結びつき、膜の脂質二重層に挿入されます。これにより、細胞膜の透過性が変化し、膜が破壊されます。この結果、細胞内容物が漏れ出し、細胞が死滅します。
  2. 酵素やタンパク質の変性:
    • 細胞膜を通過したベンザルコニウム塩化物は、細胞内の酵素やタンパク質に結びつき、その構造を変性させます。これにより、細胞内の代謝活動が阻害され、微生物の増殖や生存が困難になります。
  3. 浸透圧の破壊:
    • ベンザルコニウム塩化物は、細胞膜の機能を損なうことで、微生物の浸透圧のバランスを崩します。これにより、細胞が膨張または収縮し、最終的に死滅します。

使用上の注意

 ベンザルコニウム塩化物は広範な殺菌効果を持ち、安全に使用出来る事から、多くの消毒製品に含まれていますが、濃度や使用方法に注意が必要です。高濃度で使用すると、皮膚や粘膜に刺激を与える事があります。また、いくつかの微生物がベンザルコニウム塩化物に耐性を持つ事がある為、適切な使用が求められます。

高熱リセット

 衣類の悪臭の原因であるモラクセラ菌やマイクロコッカス菌に対しては、高熱処理が非常に効果的です。

  • コインランドリーの乾燥機で乾かす
  • 洗濯後、アイロン掛けして強制的に乾かす

 火炎放射器の炎で「汚物は消毒だー!」ではありませんが、上記の方法を使用すれば、生乾き臭はリセットされます。

高熱処理の効果

 高熱処理(例えば、コインランドリーの乾燥機は標準で70度の温度設定です。アイロンは温度設定「低」で80℃から120℃です。)は、これらの菌に対して非常に効果的です。その理由は次の通りです。

  1. 菌の殺菌:
    • 高温での洗濯や乾燥は、モラクセラ菌やマイクロコッカス菌の細胞膜を破壊し、菌を死滅させます。これにより、悪臭の元となる菌の繁殖が抑制されます。
  2. 悪臭物質の分解:
    • 高温での処理は、すでに生成された悪臭物質を分解するのにも役立ちます。これにより、洗濯後の衣類が清潔で匂いが残り難くなります。
  3. 湿気の除去:
    • 高温の乾燥は衣類に残った湿気を取り除く為、菌が繁殖する環境を作りにくくします。

洗濯物の生乾き臭の予防

 洗濯物を部屋干しすると、乾燥時間が長くなり、衣類が湿っている間にモラクセラ菌やマイクロコッカス菌が増殖し易くなり、結果として生乾き臭が発生します。濡れた洗濯物を直ぐに干さずに放置するのも駄目です。
 逆に言えば、モラクセラ菌やマイクロコッカス菌を増殖させなければ生乾き臭は発生しないと言う事です。方法としては……

  • 70%~80%のアルコールを干した洗濯物にスプレーする
  • ミョウバン水を干した洗濯物にスプレーする
  • 干した洗濯物にオゾンを中てる

 未だ生乾き臭が発生していない洗濯物に、今後も生乾き臭を発生させない為の予防としては、上記は効果的です。

アルコールスプレーを使って洗濯物の生乾き臭を防ぐ

 アルコールスプレーを使って洗濯物の生乾き臭を防ぐ方法は、比較的手軽で効果的です。アルコールには殺菌作用があり、悪臭の原因となる菌の増殖を抑える効果があります。以下にその方法と効果について説明します。
 アルコールの代わりに、安価なイソプロパノールでも可です。

アルコールスプレーの効果

  • 殺菌作用: アルコール(エタノール)は、細菌やカビなどの微生物の細胞膜を破壊し、菌を死滅させます。これにより、モラクセラ菌やマイクロコッカス菌の様な臭いの原因となる菌の増殖を防ぐ事が出来ます。
  • 速乾性: アルコールは揮発性が高く、スプレー後に速やかに乾燥します。これにより、洗濯物が再び湿る事がなく、菌が繁殖しにくい状態を保つ事が出来ます。

使用方法

  1. アルコールスプレーの準備: 市販のエタノールスプレーを使用するか、消毒用エタノール(70%程度)をスプレーボトルに入れて準備します。消毒用エタノールは薬局などで購入できます。
  2. 洗濯物にスプレーする: 洗濯物がまだ湿っている段階で、特に臭いが発生しやすい部分(脇の下や首回りなど)にスプレーします。スプレーした後、軽く叩いてアルコールを繊維に行き渡らせます。
  3. 洗濯物を干す: スプレー後、洗濯物を通常通り干します。速乾性のあるアルコールが蒸発し、菌の繁殖を抑制します。

注意点

  • 素材の確認: 一部のデリケートな素材(シルクやウールなど)は、アルコールが繊維を傷める可能性がある為、使用前に目立たない部分でテストするか、使用を避けるのが良いでしょう。
  • 換気: アルコールスプレーを使用する際は、室内の換気を良くすることをお勧めします。特に大量に使用するとアルコールの匂いが残る事があります。
  • 火気厳禁: アルコールは引火性があるため、スプレー使用中やその直後は火気の近くでの使用を避けて下さい。

 アルコールスプレーは簡単に使える防臭対策ですが、他の対策(洗濯機のメンテナンス、高温洗濯など)と組み合わせると、より効果的に生乾き臭を防ぐ事が出来ます。

ミョウバン水を使って洗濯物の生乾き臭を防ぐ

 ミョウバン水を使って洗濯物の生乾き臭を防ぐ方法は、自然な消臭対策として効果的です。ミョウバンには殺菌作用や消臭作用があり、洗濯物の悪臭の原因となる菌の増殖を抑える効果があります。

ミョウバンの効果

  • 殺菌作用: ミョウバン(水に溶けた硫酸アルミニウムカリウム)は酸性であり、菌の繁殖を抑える効果があります。これにより、モラクセラ菌やマイクロコッカス菌といった臭いの原因菌が増殖し難くなります。
  • 消臭作用: ミョウバンは悪臭を中和し、臭いを感じ難くする働きがあります。

ミョウバン水の作り方

 ミョウバン水は簡単に作る事が出来ます。

  1. 材料:
    • ミョウバン: 50g
    • 水: 1リットル
  2. 作り方:
    1. ボトルやペットボトルに水1リットルを入れます。
    2. そこにミョウバン50gを加え、よく振って溶かします。
    3. ミョウバンが完全に溶けたら、冷暗所に保管します。

 この濃度のミョウバン水は「原液」として使用出来ます。使う際には、水で10倍に希釈して使うのが一般的です。

使用方法

  1. 洗濯前の処理:
    • 洗濯前に、臭いが気になる衣類にミョウバン水(原液を10倍に希釈したもの)をスプレーします。特に、脇の下や首回りなど臭いが発生しやすい部分に重点的にスプレーします。
  2. 洗濯時に使用:
    • 洗濯機にミョウバン水を加えて洗濯することもできます。柔軟剤投入口に、希釈したミョウバン水を50~100ml程度入れると、洗濯全体に効果が行き渡ります。
  3. 洗濯後の処理:
    • 洗濯物を干す前に再度ミョウバン水をスプレーすると、更に効果が持続します。

注意点

  • 衣類への影響: ミョウバン水は通常、衣類に優しいですが、デリケートな素材には注意が必要です。使用前に目立たない部分でテストすると安心です。
  • 効果の確認: ミョウバン水は天然素材なので、他の化学的な消臭剤ほど即効性はない場合がありますが、継続的に使用する事で効果が期待できます。

 ミョウバン水は手軽に作れる上、環境にも優しい消臭対策です。生乾き臭の予防だけでなく、普段の消臭ケアにも役立ちます。

オゾンを利用して洗濯物の生乾き臭を防ぐ方法

 オゾンを利用して洗濯物の生乾き臭を防ぐ方法は、非常に効果的で、特に強力な殺菌・消臭効果があります。オゾン(O₃)は、酸素分子(O₂)に酸素原子が1つ加わった形の不安定な分子で、強力な酸化作用を持っています。

オゾンの効果

  • 強力な殺菌作用: オゾンは、細菌やカビ、ウイルスの細胞膜やタンパク質を酸化して破壊します。これにより、モラクセラ菌やマイクロコッカス菌といった悪臭の原因となる微生物を効果的に死滅させます。
  • 消臭作用: オゾンは、悪臭の元となる化学物質を酸化分解します。これにより、臭い自体を根本から除去します。

オゾンを使った生乾き臭の防止方法

オゾンを活用するには、専用のオゾン発生装置を使用します。以下の方法で洗濯物の生乾き臭を防ぐことができます。

  1. オゾン洗濯機の利用:
    • 最近の洗濯機には、オゾンを生成して洗濯時に使用する機能が付いているモデルがあります。このタイプの洗濯機では、オゾンが洗濯水に溶け込み、洗濯物の臭いや菌を効果的に除去します。水だけで洗濯する場合でも、オゾンの力で強力に除菌・消臭できます。
  2. オゾン発生器の使用:
    • 市販のオゾン発生器を使用して、洗濯後の衣類をオゾン処理することも可能です。衣類を干している部屋やクローゼット内でオゾン発生器を稼働させると、空気中のオゾンが衣類に作用し、悪臭を防ぎます。
  3. 洗濯物を干す際のオゾン処理:
    • オゾン発生器を使って、洗濯物を干している部屋全体にオゾンを行き渡らせることで、生乾き中の悪臭を防ぎます。この場合、部屋を密閉し、オゾンが十分に行き渡るようにすると効果的です。

注意点

  • オゾンの安全性: オゾンは強力な酸化剤であり、高濃度のオゾンを長時間吸い込むと健康に害を及ぼす可能性があります。使用する際は、使用量や使用時間に注意し、換気を十分に行うようにしましょう。
  • 素材への影響: 一部のデリケートな素材は、オゾンによる酸化で劣化する可能性があるため、使用前に確認が必要です。
  • 適切な濃度設定: オゾン発生器を使用する際は、装置の設定や説明書に従い、適切な濃度で使用することが大切です。

 オゾンは強力な消臭・殺菌効果を持つため、特に生乾き臭の対策として非常に効果的です。家庭でのオゾン利用は、専用機器の使用を前提としますが、正しく使用することで安全かつ効果的に臭いを防ぐ事が出来ます。

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