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時代は格安SIM
2024年3月のAmazonタイムセールで、合理的シンプル290円プランが売りの日本通信SIMスターターパックが若干お得になっていたので、取り敢えず購入しました。
日本通信SIMは所謂、MVNO(仮想移動体通信事業者)、俗に格安SIMと称されるキャリアの一つ。その中でも、電話番号と1gのデータ通信量がセットで月額¥290円で使えるという、かなりお得、且つ実用的なサービスです。前々から気になっていたので、少しでも安い時にとスターターパックを購入しました。未だ開通はさせていません。
日本通信の公式Webで直接申し込むと掛かる、お高い事務手数料。予めスターターパックを購入しておく事で、それが幾分か値引きされます。スターターパック自体は他の格安SIMでも用意されている場合が多いです。ただ、普通、使える有効期限が設けられています。それを過ぎるとゴミになります。短いものだと翌月の末迄しか有効期限がない、みたいな慌ただしいのもありますが、日本通信SIMの場合、大体購入から半年程度の長めの有効期限が用意されているので、そんなに慌てて開通させなくとも大丈夫です。ただ、月額が安いので、スターターパックを介しても事務手数料から値引きされる金額は微々たるものです。安くなるのは精々¥500円くらいでしょう。
格安SIMは他にもあり、ネットに繋がない、自分からは電話を一切しないの着信専用、ただ番号を維持して寝かせておくだけなら、事務手数料¥0円、月額¥0円(維持するには半年毎に¥220円のトッピングを購入する必要があるので、実質的には月額¥37円くらい)のPovo2.0が一番ですが、ネットに接続する、通話をすると、アクティブに使う場合、日本通信SIMの合理的シンプル290円プランが絶対にお得です。勿論、両方一緒に使うのもアリです。
また、Povo2.0はau回線。日本通信SIMはDocomo回線。最近、突然の障害発生時のリスクに備えて2つ以上のキャリアの回線を常に確保しておく人が増えているという話です。今後、2キャリア化の予定のある人は、この組み合わせが凄く相性がいい。一考の価値がありですよ。
2022年、au回線で発生した過去最大の回線障害は丸3日続きました。そこまで長引かなくても、2021年にDocomoで最大約39時間、2018年にSoftBankでも約4時間、突発的な回線障害が発生しています。皆さん、対策の必要性を強く感じた事でしょう。本当に困るので、安心の為に万一に備えましょう。回線冗長化を構成する為の2キャリアの選択に、維持手数料が本当に格安な、Povo2.0 & 日本通信SIMの組み合わせ、本当にお勧めです。
スマホ何台持ち歩いてますか?
最近スマホ端末の本体を、2台持ち歩く人も増えているみたいです。用途別で使い分け出来るとか、バッテリー切れ対策とか、人によって理由は様々あるのでしょうが、物理的な冗長性が2台持ちで2倍に高まるのは事実なので、当然安心感も高まります。私が通っている耳鼻科の待合室で、1台のスマホでゲーム、もう一台で攻略サイトを眺める的な使い方をしている学生さんを見ました。達人めいて活用してますね。
キャリアを2つ使いたいだけなら、デュアルSIM対応の機種でSIM2枚挿しすればいいだけですが、2枚挿しにするとバッテリーの減りが早くなるし、その端末に不具合が発生した時に困るので、荷物は増えますが、予備として物理的に2台持つ利点は計り知れません。
2台持ちのスマホを、少ない予算で両方共に通信機能を持たせたい場合、大手キャリアを使っていたら回線使用料が馬鹿高くなるので、そういう場面でこそ、格安SIMの面目躍如でしょう。
私はモバイル・ルーター代わりの2台のガラケーに2種類のキャリアのSIMを挿し、SIM無しのスマホ端末2台と一緒に、鞄に放り込んで持ち歩いています。スマホはWiFi接続で使うのでもっと台数増えても大丈夫なのですが、流石に3台以上は荷物が増えて辛いかも。
何かしら待ち時間が発生した時に、何もせずに待つのは非常に苦痛です。そんな場面での暇潰し、退屈凌ぎ用のガジェットは、私の外出時の必需品です。
Povo2.0 & 日本通信SIMの組み合わせ案
日本通信SIM合理的シンプル290プランだけだと頼りない部分を、Povo2.0で補完する。個人的にお勧めな組み合わせを簡単に説明。
Povo2.0 | 日本通信SIM合理的シンプル290プラン | |
事務手数料 | 0円 | 2700円程度〜 |
月額 | 半年毎に220円 | 290円 |
データ追加1g | 390円(有効期限7日) | 220円(繰越なし) |
データ使い放題 | 330円(申し込み日の翌日の午後11時59分迄) | なし |
通話料 | 22円/30秒 | 11円/30秒 |
5分以内通話かけ放題 | 550円 | 390円 |
合計70分通話かけ放題 | なし | 390円 |
通話かけ放題 | 1650円 | 1600円 |
①データ通信月3g程度、音声通話を殆どしない人なら。
基本、日本通信SIMでのみデータ通信。Povo2.0は万が一の保険に持っておくだけで使わない。
偶の旅行や出張等で一時的にデータ量が必要な時のみ、Povo2.0のデータ使い放題を利用。
月額730円〜
②データ通信月3g程度、音声通話を多少する人なら。
基本は①。プラスで日本通信SIMに5分以内or合計70分通話かけ放題オプションを付ける。
月額1120円〜
③データ通信月3g程度、音声通話がメインで多用する人なら。
基本、日本通信SIMでのみデータ通信。Povo2.0に通話かけ放題を付けて使う。万が一の回線障害でPovo2.0で通話が出来ない時のみ、日本通信SIMの11円/30秒料金で緊急回避。
偶の旅行や出張等で一時的にデータ量が必要な時のみ、Povo2.0のデータ使い放題を利用。
月額2330円〜
如何でしょうか。使い方にもよりますが、回線冗長化を含め、大手キャリアのSIMよりは大分お得になるのと思いませんか?