この記事は、家で大量発生したコバエの駆除に、最終兵器「電気のコバエとり」を購入し、確りとコバエ駆除に成功した体験談を元にして書いています。
Q、我家に何故コバエが突発的に発生した? A、エアコン室内機の水漏れが原因でした
最近コバエが多いな。なぜ発生する、こんなに。2025年の4月。室内にショウジョウバエ? ノミバエ? 昆虫にそこまで詳しくないので正確なコバエの種類は不明だが、兎に角、コバエが沢山飛んでいた。
エアコン室内機に多いトラブル、水漏れ。
過去に何度か体験して、気を付けるようにしていたのだが、いつの間にか今使っているクーラーでも水漏れが発生していた。
直ぐに気付けば良かったが、迂闊にも見逃し、ボチャポチャと垂れた水滴はカラーボックスの背面を濡らし、見付けた時には水を吸ったカラーボックスの裏面にカビが生えて、カラーボックスの下の畳もぐっしょり濡れていた。
時期的に初夏で気温が高くなっていたので、カラーボックスの裏で水気が大好きなコバエが大量発生した。
コラム
エアコンの室内機からの水漏れの原因とその対策。
1. ドレンホースの詰まり
原因: エアコンの室内機で発生した結露水はドレンホースを通じて外へ排出されますが、ホースがホコリやゴミで詰まると水が排出されず、室内機から漏れ出すことがあります。 対策: ドレンホースの定期的な清掃や詰まりのチェックを行い、詰まりが発見された場合はすぐに取り除きます。
2. ドレンパンの破損やひび割れ
原因: 結露水を受けるドレンパンが破損したり、ひび割れたりすると水が漏れます。 対策: ドレンパンの状態を定期的に確認し、必要に応じて修理や交換を行います。
3. ドレンホースの設置不良
原因: ドレンホースが適切に設置されていない場合、水が逆流して室内機から漏れることがあります。特に、ホースが上向きになっている場合や曲がりすぎている場合に発生しやすいです。 対策: ドレンホースが適切に設置されているか確認し、必要に応じて再設置します。
4. フィルターの汚れ
原因: フィルターが汚れていると、空気の流れが妨げられ、室内機内部で結露が多く発生します。その結果、ドレンパンが対応しきれずに水が漏れることがあります。 対策: エアコンのフィルターを定期的に清掃し、汚れがたまらないようにします。
5. 冷媒不足
原因: 冷媒が不足すると、エアコンが効率的に冷却できず、室内機内部で結露が異常に多く発生しやすくなります。これが水漏れの原因になることがあります。 対策: 冷媒の量を定期的にチェックし、不足している場合は補充します。
6. 室内機の傾き
原因: 室内機が正しく水平に設置されていない場合、結露水がドレンホースに適切に流れず、室内機から漏れ出すことがあります。 対策: 室内機が水平に設置されているか確認し、必要に応じて再調整します。
7. 配管の断熱不良
原因: 室内機と室外機をつなぐ配管が適切に断熱されていないと、結露が発生しやすくなり、その結果、水が漏れます。 対策: 配管の断熱材をチェックし、不十分な場合は追加で断熱材を巻きます。
8. 内部の故障
原因: 内部のポンプやその他の部品が故障している場合、水が正常に排出されず、室内機から漏れることがあります。 対策: 専門の技術者による診断と修理が必要です。
定期的なメンテナンス
エアコンの水漏れを防ぐためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。フィルターの清掃やドレンホースのチェック、冷媒の補充など、日常的な点検を行うことで未然にトラブルを防ぐことができます。また、異常を感じた場合は、早めに専門業者に相談することをお勧めします。
今回の水漏れの原因は、ドレンホースの詰まりでした。中を掃除したら水漏れは止まりましたが、一度発生したコバエは当然消えません。
何かしらの、コバエ対策が必要です。
緊急ミッション、コバエを駆除せよ
やがて発生したコバエが、室内の彼方此方に散らばり、とても鬱陶しい事態になりました。
コラム
家の中に発生する代表的なコバエの種類
- ショウジョウバエ(Drosophila spp.):
- 特徴:非常に小さく、体長は約2-4ミリメートル。赤い目が特徴的。
- 発生源:腐った果物や野菜、発酵食品、飲み物の残りなど。
- 対策:腐った食べ物を取り除き、台所を清潔に保つ。果物は冷蔵庫に保存する。
- ノミバエ(Phoridae spp.):
- 特徴:体長は約1-5ミリメートル。脚が長く、独特の飛び方をする。
- 発生源:排水溝、湿った土壌、腐敗した有機物。
- 対策:排水溝を清潔に保ち、水気の多い場所を乾燥させる。
- チョウバエ(Psychodidae spp.):
- 特徴:体長は約2-5ミリメートル。羽がチョウのように広がり、毛で覆われている。
- 発生源:排水溝、浴室、トイレの周りなど湿った場所。
- 対策:排水溝の掃除と乾燥、換気を良くする。
- キノコバエ(Sciaridae spp.):
- 特徴:体長は約2-4ミリメートル。黒っぽい体色。
- 発生源:観葉植物の土壌、湿った土。
- 対策:観葉植物の土を乾燥させる。過剰な水やりを避ける。
これらのコバエは主に湿った場所や腐敗した有機物を好みます。発生を防ぐためには、定期的な清掃や水分の管理が重要です。
先ず、コバエを駆除するのに、投資金額が安く済むという理由から、コバエ捕り用の粘着テープを買ってきました。
これは、蛍光塗料の塗られたシートの上に粘着テープが貼られたもの。
光に誘われて寄って来たコバエが粘着テープに貼り付く仕掛け。
100均でも売ってます。
仕掛けてみると……確かにコバエは捕まる。捕まるが1日経って数匹程度。発生してしまった全てのコバエの殲滅を目標とするには、心許ない成果である。
次に、割と有名らしいコバエ用の自作トラップを制作して仕掛けてみた。
トラップの作り方は簡単で、容器に酢や麺汁と同量の水を入れ、更に台所用の洗剤を数滴垂らせば完成する。
酢や麺汁の匂いに誘われて水に入ったら最後、本来コバエの体表は水を弾くが、台所用洗剤の界面活性剤の効果で水弾きを無くし、憐れコバエは水難事故の運命となる。
このトラップ、試してみると、確かに仕掛けて仕損じ無しではあったが、効果的にはコバエ捕りテープと大して変わらなかった。
どうも、低コスト故に原始的なこの2品ではコバエの完全駆除は難しそうである。駆除するよりも増えるペースの方が早そうという意味で。
やはり科学の粋を集めた駆除特化の大量殲滅兵器の導入は必要不可欠らしい。
コラム
家庭で簡単に実施できるコバエ駆除の具体的な方法。
1. 自然なコバエ・トラップの使用
酢(めんつゆ)と洗剤のトラップ
- 材料:リンゴ酢(または他の酢、めんつゆ)、食器用洗剤、小さな容器
- 手順:
- 容器にリンゴ酢を入れる(1/4カップ程度)。
- 数滴の食器用洗剤を加える。
- 軽く混ぜて、コバエがよく出る場所に置く。
- コバエが酢の匂いに引き寄せられ、洗剤によって溺れる。
果物トラップ
- 材料:熟した果物の切れ端、容器、ラップ、小さな穴を開ける道具
- 手順:
- 容器に熟した果物の切れ端を入れる。
- 容器にラップをかける。
- ラップに小さな穴を数カ所開ける。
- コバエが果物に引き寄せられ、容器の中に入るが出にくくなる。
2. 市販のコバエ・トラップとコバエ用殺虫剤の使用
市販のコバエ・トラップ
- スーパーマーケットやホームセンターで購入可能。
- 説明書に従い、コバエの発生源やよく見かける場所に設置。
殺虫剤スプレー
- 使用方法:
- コバエが多くいる場所に直接スプレーする。
- 食品やペットがいる場所では使用しない。
- 使用後は部屋をよく換気する。
3. 家庭用品を使ったコバエ対策
アルコールスプレー
- 材料:スプレーボトル、消毒用アルコール、水
- 手順:
- スプレーボトルに等量の水とアルコールを混ぜる。
- コバエがいる場所にスプレーする。アルコールがコバエを殺します。
4. 環境の整備
清潔な環境を保つ
- 食品の管理:腐りやすい果物や野菜は冷蔵庫に保管し、食べ残しは早めに処分する。
- ゴミの管理:ゴミは密閉できる容器に入れ、定期的に捨てる。
- 排水溝の清掃:キッチンや浴室の排水溝を定期的に掃除し、詰まりや汚れを取り除く。
湿気の管理
- 観葉植物の管理:土の表面を乾燥させるようにし、過剰な水やりを避ける。
- 換気の徹底:キッチンや浴室の換気を良くし、湿気がこもらないようにする。
5. 物理的な対策
粘着テープ
- 粘着性のあるテープや紙をコバエがよく飛ぶ場所に設置し、捕まえる。
これらの対策を組み合わせて実施することで、コバエの退治を効果的に行うことができます。
駆除は任せろ! コバエ対策の超滅殺兵器「電気のコバエとり」購入
金が無いから無駄な買い物は控えなければならない身の上たが、これは必要だから買わねばならんのだ、と理由付けして通販でポチり。
効果の程がどの程度なのか不安はありましたが「電気のコバエとり」を購入しました。なんというか、買う物がなんであれ通販をポチる瞬間は心が踊ります。もう病気です。
そして、超迅速配達で、ポチった翌朝に届いたのが此方!
充電式で、光にふらふら集まって来たコバエを、接触した途端に電気の力で感電死(?)させてくれます。
届いたら先ず満充電にして……。夜寝る前に、真っ暗にしたコバエ大量発生元の部屋に設置します。そして就寝……。
日本よ、これが「電気のコバエとり」だ! 駆除力凄い!
翌朝、「電気のコバエとり」の成果を確かめると……。
おおおっ、凄い! 凄まじき大量殺虫効果。コバエ駆除! 駆除! 駆除! です。
たった一晩でどんだけ死んでいるのか。対費用効果が素晴らしい。
この殺虫力を見ると、最初からこれ買っておけば良かったと後悔してます。
私の場合、物欲に支配されて、「あっ、これ在ったら便利なんじゃない?」みたいなノリで買い物して、結局使わないパターンも多いのですが、「電気のコバエとり」は完全に当たりでした。
夏になると、台所や浴室等にいつの間にかコバエが大量まで行かずとも発生して鬱陶しく感じる事があると思いますが、そんな時、下手に効果の薄いコバエ捕りテープとか買ってくるよりも、最初から「電気のコバエとり」を購入して置いたほうが効率良さそうです。
気になる「電気のコバエとり」のお値段ですが、通販を利用すると大体2千円前後の価格で手に入ります。
稼働中は基本無音ですが、コバエが接触するとバチッバチッと電気殺虫時の音が響きます。
寝ていると割と響きますが、不快な音ではなく、本来博愛である私ですら「コバエがまた死んだな」と嬉しくなりました。
無益な殺生は慎むべきですが、彼奴等は此方のテリトリーを侵害する明確な敵なので容赦は不要です。
「電気のコバエとり」でコバエを一週間駆除し続けた結果
この「電気のコバエとり」を、部屋を暗くする就寝時にずっと仕掛けておいたところ、1週間後には大量発生していたコバエの姿を殆ど見掛けなくなりました。
最初の3日間くらいは、朝になるとコバエが大量に駆除されていたんですが、段々その数が減って、かなり絶滅へと近付いた様です。
コバエの場合、成虫を幾ら駆除しても、既にコバエの卵が何処かに産み付けられていた場合、それが孵化すれば新手が出現するので、1日2日では完全に居なくなりませんが、後発の成虫が卵を産み付ける前に駆除し続ければ確実に数は減ります。
秋になるまで、今後も「電気のコバエとり」でコバエをガンガン駆除し続ける予定です。
コバエ死すべし、慈悲はない!