ハウスのゼリエース ゼリーの王様(個人的な感想)最高に美味しい ゼリー食べるならこれ!

「広告」

生活

子供の頃からゼリーといえばゼリエース

 ハウス食品から発売されている粉末状のゼリーの素、ゼリエースが子供の頃から大好きです。これ、まあ人それぞれ好みは違うと思いますが、個人的には最高に美味いと思います。
 しかしこのゼリエース、昔は、何処のスーパーの店頭ででも見掛けたんですが、最近は全く見掛けなくなりました。もしや絶版かと思ったら、実は通販だと普通に販売しているんですね。
 一応、ゼリエースのプチというのがダイソーを始めとした100均ショップで手に入るのですが、これ、昔は70gで108円だったのに、何時の間にか値段はそのままで内容量が46gまで減らされていました。実質的に大幅値上げされていて、物価上昇の影響をモロに受けています。
 Amazonnの通販だと、10個の纏め買いになりますが、93g入の通常版が送料無料で1個130円強くらいで売られているので、もう買うとしたら通販しかありません。但し、安いのは何故かイチゴ味のみ。メロン味は高いです。
 全国のゼリエース・ファンの皆様、買うのだったら通販を利用しましょう。
 因みに、昔は、もっと味の種類があったと思うんですが、今はイチゴとメロン味しかありません。

¥1,465 (2024/06/28 15:20時点 | Amazon調べ)

ゼリエースは何故美味しい?

 通販サイトのレビューを見ていると、私と同じ様に昭和の時代に子供だった方々に、ゼリエースのファンが多いみたいです。
 ゼリエースは何故美味しいのかというと、味も良いのですが、やはりあの、ぷるんぷるんの食感が最高なんだと思います。
 何と言っても、ゼリエースは凝固剤にゼラチンだけを使っていますので、強烈なまでのぷるんぷるん感が出るんですよね。

 ゼリーなんだからゼラチン使ってるのは当然だろうと、思われるかも知れませんが、ゼラチンは熱で溶け易いので、市販のゼリーはゼラチンだけでなく、寒天やアガーが凝固剤として混ぜて使われている場合が多いです。
 凝固剤として寒天を使うとぷるんぷるんよりも、こりこりした食感で、アガーを使うと、寒天とゼラチンの中間の様な食感になります。

ヘルシーカンパニー
¥1,000 (2024/09/14 18:06時点 | 楽天市場調べ)

 何故そんなに詳しく知っているのかというと、昔、ゼリーを大量に安く食べたくて、業務用スーパーで色々な食品凝固剤を買って来て、1リットルの100%果汁ジュース・パックやコーラの1.5リットル・ペットボトルの中身を丸ごとゼリーにして、おやつにしていた時があるからです。
 安く大量に食べたくて、スイーツを手作りする人間であれば、きっと同じ試みを経験した事があるのではないでしょうか?

ゼラチン、アガー、寒天の違い

 3種類の食品凝固剤のそれぞれの特性や使い方の違いは以下です。

ゼラチン

由来: 動物の骨や皮から抽出されたコラーゲンを加工して作られます。

特徴:

  • 温度: 低温で固まり、冷やすことでさらに固まる。高温になると溶ける。
  • 食感: プルプルとした柔らかい食感。これが美味い。
  • 用途: デザート(ゼリー、ムース、マシュマロなど)、一部の冷製料理(アスピックなど)。
  • 溶解性: 湯や水で溶かして使用。40°C~60°C程度で溶ける。
  • その他: 動物由来のため、ベジタリアンやビーガンの人には適さない。固まると薄黄色。

寒天

由来: 海藻(特にテングサやオゴノリ)から作られます。

特徴:

  • 温度: 常温で固まり、高温(約85°C)まで溶けない。
  • 食感: しっかりとした固めの食感。
  • 用途: 和菓子(羊羹、寒天ゼリーなど)、ダイエット食品、料理の凝固剤。
  • 溶解性: 水や湯で溶かして使用。90°C以上の熱湯で溶ける。
  • その他: 植物由来のため、ベジタリアンやビーガンに適している。食物繊維が豊富。固まると白く濁る。

アガー

由来: 海藻(スギノリやツノマタ)から抽出される寒天とは異なる成分「カラギーナン」や、またマメ科の種子から抽出する多糖類である「ローカストビーンガム」を原材料とした凝固剤。

特徴:

  • 温度: 低温で固まり、高温でも溶けにくい(約85°Cまで)。
  • 食感: ゼラチンと寒天の中間くらいの柔らかさ。
  • 用途: デザート、ジャム、ゼリー、料理の凝固剤。
  • 溶解性: 熱湯で溶かして使用。90°C以上で溶ける。粉末のアガーは砂糖とよく混ぜてから溶かさないとダマになる。ダマになったらもう溶けない。
  • その他: 植物由来のため、ベジタリアンやビーガンに適している。固まると透明感のある無色。

比較まとめ

  • ゼラチンは動物由来でぷるんぷるんした食感が特徴で、冷たいデザートに適している。
  • 寒天は海藻由来で固めの食感が特徴で、常温で固まるため和菓子やダイエット食品に適している。
  • アガーは寒天とは異なる海藻やマメ科の種子が由来の凝固剤で、ゼラチンと寒天の中間の柔らかさで、多様な用途に適している。

 それぞれの凝固剤の特性を理解し、用途に応じて使い分けることで、料理やデザートの仕上がりをより良くすることができます。

 因みに、熱い間にうどんの汁やカレーにゼラチンを混ぜると、冷えると固まるので、レンジで温め直して食べるのが前提なら、弁当に持って行く時に溢れず便利です。

ゼリー食べたいならゼリーエースが一番

 個人的に果汁100%ジュース等を固めてゼリーを作った時の美味さは、ゼラチン>アガー>>越えられない壁>>寒天の順だと思います。
 アガーも、溶かすのが面倒な事を除けば、薄めに作れば割とゼラチンの代用として使えますが、ゼラチン独特の確りとした硬さを持ちながらも、ぷるんぷるんと震えるあの食感は再現出来ません。
 自分で作ってみた感想としては、植物ホイップの元を買って来て、8分くらいで泡立てババロアを作るのなら、ゼラチンでもアガーでも、どっちで作っても似た様な美味しさになったかなと思います。
 寒天は、何に使って固めても、ああ寒天だなという感じのお菓子になってしまいます。和菓子好きな人なら、寒天の硬さと食感が良いというかも知れません。

 しかしまあ、最近は紙パック1リットル入りの果汁100%ジュースも結構値上がりしているし、手間を考えるとゼリーが食べたい時はゼリエースの粉をお湯で溶かして冷やして食べるのが一番楽だし、美味しいと思います。
 ゼリエース・ファンの皆さん。ゼリエースを沢山買って、沢山食べて、1個辺りの単価が安くなる様にどんどん消費しませんか。
 その結果、ゼリエース1個が100円で買えるくらいに安くなってくれると、個人的に嬉しいので。

楽天24
¥544 (2024/08/20 06:10時点 | 楽天市場調べ)
タイトルとURLをコピーしました