薄く広く死角無くオゾンを充満させる! Amazonで入手 有人環境下OK! 5Vの微量オゾン発生器

「広告」

DIYと自作

Amazonで見付けた格安390円の微量オゾン発生器

 Amazonで390円という低価格のオゾン発生器が出品されているのを見付けたので、どんなものかと試しに購入してみました。
 この商品の特徴としては、兎に角単価が安く、USB電源で賄える5Vで駆動し、サイズが小さ目と言う事でしょうか。

↓Sxettというブランドの商品です

↓リピートで3個追加購入したら、何故か割引が入り一個331円になった↓

 残念ながらAmazonの配送品では無く、中国から直送便(China Post)で届く商品なので、注文から到着まで1週間程度の時間が掛かりました。
 China Postは、日本郵便の追跡ページで現在商品が何処にあるのか、大まかに状況を調べられるので、一応は安心して配達を待てます。

 今回の買い物も、中国からの発送だと定番の灰色のビニール封筒で、外箱無し緩衝材無しの商品素入れの状態で送られて来ましたが、中の商品の破損は特に無く、無事に原型を留めた状態で手元に届きました。
 見た目が大丈夫でも、中華クオリティの製品故に初期不良品等が混じっている可能性も高いので、届いた商品は即、モバイルバッテリーに接続して動作チェックを行いました。結果、特に問題無く正常に動作しました。
 ただ、実物を触ってみて初めて性能が判明判しましたが、この商品は、通電するとオゾンは確りと発生しますが、その発生量は微量で、有人環境下で付けっ放しにしても問題の無い程度にしか生成されません。不具合では無く多分、そういう仕様なのだと思います。
 恐らく、(↓)下の製品等に使われている中身のジェネレーターを、オゾン生成部のみで単品販売しているだと思います。

 5V動作の商品なので、当然5VのUSB電源に接続するだけで、特に他は何もしなくても普通に稼働してくれます。
 消費電力も微量の様で、発熱も殆どありません。色々な意味で、付けっ放しで放置しても問題無さそうな安全設計です。
 私は家中を満遍なく、カビや嫌なニオイ、ゴキブリやダニの対策に、有人環境下で健康被害が出ない程度の薄い低濃度オゾンで満たしたいので、このくらいのオゾン生成量の発生器は、部屋の隅から押入れの中に至る迄、管理に気を使わず気軽に方々に置けるので、個人的には使い勝手が良いと思います。

↓オゾン発生器稼働中のサーモグラフィー画像(発生機は画像真ん中)。発熱は殆ど無い。↓

 ただ、モバイルバッテリーで使用すると、消費電力が少な過ぎるのか、直ぐに勝手に自動停止してしまいます。
 モバイルバッテリーでバッテリーを使い切るまで連続でずっと使用したい場合は、自動停止を回避する為の一工夫が必要です。
 ……と言っても、別に難しく考える必要は無く、電動FANを同時使用する等して消費電力を増やしてやれば、それだけで解決します。

 車で使用するなら、12Vを5Vに落とすシガレットライター用のUSB電源を利用すれば、それだけで事足りると思います。100均セリアとかで100円で買えるUSB電源でも充分です。
 USB電源だと放電が自動停止する事も無いので、オゾン発生器単体でも、長時間連続使用出来ます。

ダイソーのモバイルバッテリーをオゾン発生器の電源にする

 ダイソーに行くと、10000mAhのモバイルバッテリーが、お値段1000円(税抜)にて現状では入手可能です。
 ダイソーのモバイルバッテリーは、通販で見掛ける詐欺商品とは違い、10000mAhという表示容量に嘘偽りが無いので安心して購入出来ます。
 それをオゾン発生器の電源として使います。

 このダイソーのモバイルバッテリーと似た様な見た目で容量15000mAhを謳う製品が、Amazonで960円で販売されていますが、当然それは容量詐称で、購入して分解した人がアップした画像を見るに、実際には中に9000mAhのリチウムポリマー電池が入っていた様です。
 ダイソーで販売しているモバイルバッテリーに関しては、自分も分解してみましたが、今の処、少なくとも容量詐欺品が混じっている危険性は無いので、購入時の安心感は通販の100倍増しです。

 腹立たしい話ですが、通販サイトで販売されているモバイルバッテリーには、容量詐欺品が当たり前に横行し過ぎているので、10000mAhクラスのモバイルバッテリーを買うのなら、現状、ダイソー製に勝る物無しだと思います。

 電動ファンに、オゾンジェネレーターを結束バンドで固定して、電線とUSB-Aのオス端子をはんだ付けで配線すれば、バッテリー駆動するオゾン発生器の完成です。
 ジェネレーターの単価が安いので、これを複数購入して、家で余っている旧式PCから外したりして転がっている適当な電動ファンさえあれば、オゾン発生器を量産可能です。
 数があれば、思い付くままに彼方此方にオゾン発生器を設置し放題です。大量に存在してこそ量産型の面目躍如です。
 1個1個のオゾン生成量は微量なので、6畳の部屋に2、3個くらいは置いても大丈夫なんじゃないかと思います。
 個人的な思い込みですが、生成量の多い発生器を1つデンと1箇所に据え置くより、微量発生器を複数、数ヶ所に分散した方が、気体の循環が悪くて出来る、オゾンが流れ込まない死角が減る気がします。

↓モバイルバッテリー駆動の低濃度オゾンで色んな場所に適当に思うがまま設置可能↓

 尤も、余り数が増えると、塵積増加でオゾン濃度が濃くなり過ぎる可能性があるので、阿呆みたいに置き過ぎるのは流石に駄目でしょうが。
 そして、発生した新鮮なオゾンを呼吸器系に吸い込むのはよろしく無いので、極力間近で直接吸わない様に、置き場所はちゃんと考えた方が良いと思います。

 パソコンのUSB端子から電源を取って、パソコンを使っている時、自分の顔の真横にオゾン発生器が来る様な配置は危険なので絶対に良くないです。鼻や喉の粘膜にダイレクトにダメージが来ます。

室内を低濃度オゾンで満たしてダニやゴキブリへの忌避効果を狙う

 人間に害の無い程度の低濃度のオゾンでも、ゴキブリやダニといった害虫全般への忌避効果が期待出来る可能性があると、色々な研究に因って指摘されています。
 オゾンの力で、室内から全害虫の存在が消せたら最高だと思います。

低濃度オゾンがゴキブリやダニ等の害虫対策になる理由

  • 呼吸系への影響:オゾンは昆虫の呼吸器系にダメージを与える可能性があります。昆虫は小さな気管を通じて酸素を体内に取り込んでいますが、オゾンはこのプロセスを阻害し、ゴキブリやダニといった害虫にとって不快な環境を作り出します。
  • 嗅覚への刺激:ゴキブリは強い嗅覚を持ち、オゾンのにおいに敏感である可能性があります。オゾンは独特の臭気を持っており、この臭いがゴキブリを忌避させる一因になるかも知れません。
  • オゾンによる化学的ストレス:オゾンは昆虫にとって有害な化学物質を生成する可能性があり、それにより害虫がストレスを受け、繁殖力や生存率が低下する事があります。オゾンの酸化ストレスは害虫にとって厄介な環境要因となる為、自然と忌避行動を引き起こす事が期待されます。

低濃度オゾンに期待する二次的な効果

  • 空気中のウイルスや細菌の除去:オゾンは強力な酸化剤として知られており、空気中の細菌やウイルス、カビ胞子を分解する効果があります。その為、低濃度のオゾンを使用する事は、衛生状態の向上や病原体の抑制にも役立ちます。害虫が運んでくる病原菌を除去するという意味で、健康維持にも貢献します。
  • 臭いの除去:オゾンは有機化合物と反応して、それを分解する力があります。これはゴキブリが好む食べ物や汚れから発生する悪臭の元を取り除く事にも繋がります。ゴキブリは食べ物の匂いや生ゴミなどに引き寄せられる為、臭いを抑制する事はゴキブリの誘引を減少させる効果があります。
    昆虫が仲間を呼び寄せる為に発する昆虫フェロモンも分解するので、繁殖の機会を奪います。
  • アレルゲンの抑制:ゴキブリやダニはその虫体や死骸、排泄物がアレルゲンとなり、人間に対してアレルギー症状を引き起こす主な原因となります。オゾンはその強い酸化力により、アレルゲン物質を分解し、アレルゲン物質の濃度を低減させることが期待できます。これにより、室内環境の衛生が向上し、アレルギー症状の軽減に繋がります。

でも、オゾンは諸刃の剣

 但し、オゾンは生物全体にとっても有害なので、低濃度であっても長時間に亘るオゾンの使用は、人間やペットの健康に影響を及ぼす可能性があるかも知れないので、使用環境には十分な配慮が必要だと思います。

 結局の処、ゴキブリやダニといった害虫やカビが齎す悪影響をオゾンの力で強制排除しようとするのならば、代償として、オゾンで健康被害が発生するかも知れない危険性も決して忘れてはいけないという事です。
 オゾンは毒ガスでもあるので、本当に油断すると、人間の鼻や喉、目といった粘膜系に強烈にダメージを与えて来ます。

タイトルとURLをコピーしました