ハイエンドよりスマホも1台くらい必要かな? とふわっと考えPOCO X6 PROを購入
私が普段外出時に持ち歩いて、ちょっとした暇があれば時間潰しにWEB小説を読んでいるandroid端末はUMIDIGI C1 Maxです。
SoCは下位クラスのUnisoc T610なのに、メモリとストレージに関してはRAM6GB+ROM128GBでミドルクラス並という、トータルの性能的にはエントリーモデルの中間くらいの位置付けのスマホです。
サイズの大きなAV1エンコードの動画を再生すると駒落ちしますが、Amazonプライムビデオくらいなら普通に再生出来ますし、正直、使っていて困る事は殆どありません。
家で室内運動に、踏み台昇降をしながら動画を見たりブログを書いたりに使っているのが、SoCがSnapdragon 480+のmoto g53y 5G。風呂に入る時に湯船に浸かりながらWEB小説を読むのに使っているのが、耐水・防水に優れたSoCがSnapdragon 695のBASIO active SHG09です。
私は家で何か作業をする時、PCを使える状況ならPCを使ううので、スマホに頼るをのは、机の前から離れている時だけです。更にゲームもしないので、高性能なスマホが必要かと問われれば、多分そんなに必要がありません。
しかし、何故か物欲が私に囁き掛けるのです。もしかしたら、外でスマホを使って重い処理が必要になる機会が訪れるかも知れないよ。
その時になって慌てるの嫌でしょ。もしもに備えて、1台くらいは高性能なハイエンドかハイエンドに近い端末を所持しておくべきじゃないか、と!
それで、まあ……購入するとかなり金銭的に困窮する事は目に見えていましたが、4万ちょっとの価格で買える、SoCにDimensity 8300-Ultraが載っかった、メモリ8GB、ストレージ256GBのxiaomi POCO X6 PRO 5Gを購入してしまいました。
因みに、POCO X6 PRO 5Gには、メモリ12GB、ストレージ512GBの豪華版も存在します。
格安の割に驚きの高パフォーマンス xiaomi POCO X6 PRO 5G カラーは派手なイエロー
格安SIMのIIJmioのサイトを見ると、XiaomiのSoCにDimensity 7200-Ultraの乗ったメモリ8GB、ストレージ256GBのスマホ端末Redmi Note 13 Pro 5GがMNP価格39800円で販売されていました。
私が買ったPOCO X6 PRO 5GがSIM契約不要の42000円だったので、価格的には両者は殆ど同じくらいの金額と考えても良いんじゃないかと思われます。
しかし、AnTuTu(10)のベンチマークスコアから比較した性能差はというと……。
Dimensity 8300-Ultra……約140万点弱
Dimensity 7200-Ultra……約80万点弱
……同じDimensityのSoCが載ってるのに、スコアがかなり違う。
所詮はベンチマークの数字での比較で、AnTuTuのスコアの話しをされてもよく判らないという方もいるでしょう。然れど、ここに比較対象としてもう一つ、似た様な価格のGoogle Pixel 7aのAnTuTu(10)のベンチマークスコアが約80万点であると書けばどうでしょうか?
凄いと思いませんか? 凄いですよね。
4万円ちょっとで買えるスマホ端末のPOCO X6 PRO 5Gが、AnTuTuスコアで約140万点弱普通に出るってのは結構凄い事なのです。
そこら辺を踏まえて考えると、POCO X6 PRO 5Gは実に高コスパなスマホなんです。
Dimensityとは
Dimensity(ディメンシティ)は、台湾の半導体メーカーであるMediaTek(メディアテック)が開発したスマートフォン向けのSoC(System on a Chip)シリーズの名称です。Dimensityシリーズは、主に高性能かつ効率的なスマートフォン体験を提供することを目的としています。
主なモデル
- Dimensity 700/6000シリーズ
ミッドレンジスマートフォン向けのSoCで、5G対応を維持しつつ、コストパフォーマンスが高いモデルです。
最近見掛けるDimensity 6020はDimensity 700のリネームです。 - Dimensity 7000シリーズ
ミドルレンジ向けのSoCで、Dimensity 930がDimensity 7020に、Dimensity 1050がDimensity 7030にという風にリネームされています。
Redmi Note 13 Pro 5GのDimensity 7200-Ultraは、Dimensity 7000シリーズの上位SoCです。 - Dimensity 8000シリーズ
高いパフォーマンスを提供するハイエンドの1歩手前くらいの性能モデルで、特にゲーミングや高度なマルチタスク処理に向いています。
Dimensity 1100がDimensity 8020に、Dimensity 1300がDimensity 8050にという風にリネームされています。
POCO X6 PRO 5G のDimensity 8300-Ultraは、Dimensity 8000シリーズの上位SoCです。
まとめ
Dimensityシリーズは、QualcommのSnapdragonと並び、スマートフォン市場で広く採用されているSoCシリーズの一つです。特に、5G対応端末や高性能を求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。
そして、私がPOCO X6 PRO 5Gを購入するに至ったもう一つの理由が、本体に奇抜なカラーが存在したからです。
このPOCO X6 PRO 5Gは、ボディカラーが黄色という、或る種とても気の触れた様な派手な色が用意されていたので、個人的にはそれがとても気に入りました。
都市伝説に登場する、気狂いが収容されて連れ去られるという黄色い救急車の黄色ですよ。これは唆られますよね。因って当然、黄色を購入しました。
因みに、POCO X6 PRO 5Gは購入すると、ブラックカラーのケースが付属して来るのですが、このケースを使用すると、どんなボディ色を購入してもみんな同じ見た目になってしまいます。
ボディ色を活かしたい場合は別途クリアケースの購入が必要となります。私はAmazonで、バンパー付きのクリアケースを購入しました。
落としても画面が傷付かない様になっている、なかなか良いクリアケースです。
OSはピュアAndroidでは無くXiaomi独自のHyperOS
POCO X6 Pro 5GのOSは、AndroidベースのXiaomi HyperOSです。
これは、Xiaomiスマホではお馴染みのOSらしいです。Xiaomiは昔、MIUIというカスタムOSを使用していましたが、HyperOSはそれの後継です。
1円スマホとしてよく見かけるRedmi 12 5GなんかにはMIUIが搭載されています。
そして、このOSには結構な癖があります。妙なセキュリティがあって、権限関係を弄ろうとすると、警告が出て一々止まるのが鬱陶しいです。
また、ゲームをすると最適化が不十分でSoCの性能が十全に発揮されないという話もあります。
HyperOSにも、似たり寄ったりな不具合が残っていそうです。
一応、HyperOSはMIUIよりも軽量化されているという話です。結果、OSが食うメモリの量が軽減されており、その部分だけは、MIUIより良いのかも。
カメラも結構良い
POCO X6 Pro 5Gは、6400万画素(メイン、f/1.7)+800万画素(超広角、120°、f/2.2)+200万画素(マクロ、f/2.4)のトリプルカメラ仕様です。
背面に大き目のレンズが並んでいるので、その存在感が凄いです。
写真を撮ると綺麗に映ります。映像記録として使うには充分なレベルだと思います。
2024年 POCO X6 Pro 5Gには技適が無いので使用するには「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の申請が必要
POCO X6 Pro 5Gには現状では日本国内用の技適が無い様です。使用するには、前以てこちらで短期間の実験等のみを目的とした試用の手続(届出)を行う必要があります。
Xiaomiには、POCO X6 Pro 5Gの技適を1日も早く通して欲しいものです。