UVC-LEDの点灯実験 紫外線殺菌用3535UVAC ハンダ付けが辛いSMD(表面実装型)だった

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SMD(表面実装型)LEDには簡単にハンダ付け出来るタイプと無理なタイプがある

 下の写真は先日購入した、ワンチップでUV-CとUV-Aの両方が照射出来る、殺菌用紫外線LEDの3535UVACです。

 見て貰えば判る通り、最近流行りの、SMD(表面実装型)タイプのチップLEDです。

 LEDに限らずSMD用の部品は小さくて、手でのハンダ付けが難しいので嫌いなんですが、価格が手頃なのもあり、購入して使う機会は結構あります。
 今回3535UVACを購入したのも、UV-Cが照射可能なLEDの中では安価だったのと、サイズが3.5×3.5ミリで、そこまで極小では無かったからです。
 本来、SMDタイプの部品は、クリーム状ハンダとリフローを使って基板に載せるのですが、或る程度の大きさのあるSMDタイプの部品なら、ハンダコテを使った手ハンダ付けでも何とかなります。
 普通、3535UVACくらいの大きさがあれば、手のハンダで何とかなるものですが、これは想像していたのとは違い、溶着面が余りに狭く細いので、手作業では正直とても無料な部類でした。
 元々視力が悪いので肉眼では部品の細部が全く見えないし、拡大鏡を使って作業しても、LEDのハンダ付け面にコテ先でハンダを盛るのが辛過ぎでした。
 3月に右手の舟状骨を骨折して、暫くサポーターで手首を固定している為、現状で関節が固まっていてハンダコテを握る手が上手く動かないというのもあります。
 ハンダ付けの作業そのものも、骨折前よりも下手になり、中々上手く行かず失敗ばかりして、非常にイライラが募りました。
 それでも何とかLEDにリード線を取り付けて、点灯のテストを行ってみました。
 何でユニバーサル基板を使わないの? バカなの? とか思わないで下さい。買い置きがある筈なのですが、探すのが面倒だったのです。

 UVC-LEDの部分のみを点灯させています。UV-Cの光は人体に有害で非常に危険なので、乳白色のルーズリーフをフィルターとして上から被せて写真を撮っています。
 UVA-LEDも点灯させるのなら、グランドは共通で済ましても、もう一本VCC接続用のリード線を繋げる必要があります。
 はっきり言って、リード線を2本繋げるだけでもう限界です。その2本だけでもハンダ付けが困難過ぎて泣きそうになりました。これ以上の作業はもう無理です。

 そんな訳で、折角UVC-LEDを購入しましたが、ハンダ付けで物凄くストレスが溜まるので、これを使って殺菌灯を作るのは止める事にしました。
(家に買い置きがある筈のユニバーサル基板を見付けたら、継続するかも知れませんが)

 値段が安めだったので、試しに買ってみた3535UVACですが、これをハンダ付けするのはとても疲れるので、もっとハンダ付けの楽なサイズが大きいPower-LEDか足付きの砲弾型LEDで、UV-Cを照射出来る商品を探して買い直す事にします。

↓ポリカーボネート製の保護メガネは紫外線を吸収してくれます↓

UVC-LEDは何故日本国内での発売が少ないのか?

 日本国内の、通販で電子部品を手軽に購入出来るパーツショップというと、秋月電子通商や千石電商、共立エレショップ……一応ギリギリ、モノタロウもその中に含めるとしても、大体有名処のショップはそこら辺だと思います。
 しかし、これらのパーツショップでUV-LEDを探しても、波長300nm帯のUVA-LEDは沢山見付かるのですが、UVC-LEDは全く見掛けません。
 モノタロウでは一応、ams OSRAM製のUVC-LEDを扱っていましたが、これも3535UVACと殆ど同じ形状のSMD-LEDで、ハンダ付けに苦労しそうなタイプなので、購入は無しです。
 銅PCB付きタイプや砲弾タイプのLEDで、波長270nm辺りのUV-Cを照射可能な紫外線LEDに関して、国内のショップでめぼしい取り扱いは見付かりませんでした。

 中国のAliExpressだと……

 上の様な感じで、普通にUV-C帯の銅PCB付きPower-LEDっぽいのを販売しています。(画像参照はAliExpressより)
 UVC-LEDが欲しかったら、基本国内ショップよりもAliExpressで購入するのが、やはり一番手っ取り早いのかも知れません。

 一応、国内のアールエスコンポーネンツ株式会社には、SMD-LEDですがハンダ付けが楽そうな、Vishay製のVLMU35CB21-275-120という波長270nm~280nm帯のUVC-LEDの取り扱いがあり、これは通販で買えるみたいです。
 購入先の選択に入れても良いかも知れません。

(参考:画像はDatasheet – VLMU35CB21-275-120より)

 SMD-LEDであっても、これくらいハンダの載る面積が大きければ、基板を使わずリード線直付けでの配線も楽勝です。
 問題は、出力が13.5mWの割に、値段がちょっお高めな事でしょうか。

 冷静に考えると、国内での購入に拘らなければ、届くのにちょっと時間が掛かるのが難点ですが、AliExpressでPower-LEDを買った方がお得な気はします。さて、どっちにしましょうか?

日本国内からAliExpressで買い物をする

 AliExpressは中国の通販サイトですが、日本国内からでも普通に買い物は出来ます。手順は以下の通りです。

1. アカウントの作成

  • AliExpressウェブサイト または モバイルアプリ にアクセスします。
  • 画面右上の「Sign In」または「アカウント作成」をクリックし、メールアドレスを使ってアカウントを作成します。GoogleやFacebookでのログインも可能です。

2. 商品を探す

  • 検索バーに欲しい商品のキーワードを入力するか、カテゴリーメニューから商品を探します。
  • 検索結果が表示されたら、価格、評価、出荷国などのフィルターを使用して、条件に合った商品を絞り込みます。

3. 商品詳細の確認

  • 購入を検討している商品のページを開き、商品説明、仕様、レビューを確認します。
  • 販売者の評価や他の購入者のレビューもチェックして、信頼できるショップかどうかを確認しましょう。

4. 商品の購入

  • 購入したい商品の色やサイズ、数量を選び、「カートに追加」または「今すぐ購入」をクリックします。
  • カートに追加した場合、カートから「チェックアウト」に進みます。

5. 配送情報の入力

  • 配送先の住所を正確に入力します。日本の住所は、日本語での入力が一般的ですが、英語での入力が必要な場合もあります。
  • 配送オプションを選択します。通常、AliExpress Standard ShippingやAliExpress Premium Shippingなど、複数の配送方法があります。配送速度と料金を確認して選びましょう。

6. 支払い

  • 支払い方法を選択します。AliExpressでは、クレジットカード、デビットカード、PayPal、銀行振込などが利用可能です。
  • 支払いを完了すると、注文確認画面が表示されます。

7. 注文の確認と追跡

  • 支払い完了後、AliExpressから注文確認のメールが届きます。
  • AliExpressの「My Orders」ページから、注文のステータスや配送状況を確認出来ます。トラッキング番号が提供されている場合は、追跡リンクをクリックして、商品の配送状況を確認しましょう。

8. 商品が届いたら

  • 商品が届いたら、商品を確認し、問題がなければAliExpressのサイトで「Confirm Goods Received」ボタンをクリックして、取引を完了します。
  • 商品に問題がある場合や、商品が届かない場合は、AliExpressのカスタマーサービスに連絡し、返金や交換の手続きを行います。

9. レビューを書く

  • 購入した商品についてのレビューを書いて、他の買い物客と情報を共有しましょう。

これらの手順に従えば、日本国内からスムーズにAliExpressでショッピングを楽しむ事が出来ます。

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