UV-C殺菌ランプ フィリップス/Philipsデスクライト 紫外線除菌灯でカビやウイルス殺す レビュー

「広告」

生活

UV-C殺菌ランプ フィリップス/Philipsデスクライト届く 開封して中を見る

 先日注文したフィリップス/PhilipsのUV-C殺菌ランプが届きました。
 早速開封して本体を取り出して見ると、想像していたよりデッカイなと感じるサイズでした。
 このUV-C殺菌ランプを箱の中に入れて、殺菌ボックスとして使うには、ちょっと大き過ぎるかも知れません。

 本体から直で生えている電源ケーブルは、かなり被覆が確りした頑丈そうな電線が使われています。見た目からしても高級感があります。

 殺菌ランプはLEDではありません。見た感じ、石英ガラス製の低圧水銀ランプというやつではないのかな? と思います。そんな気がするだけで、確信は無いですが。
 このタイプのランプは、点灯するとオゾンが発生しそうな気がします。これも確信はありません。実際の処はどうなんてしょう?
 例えば波長185nmのUVランプだと、点灯させると確実にオゾンが発生するみたいですが、フィリップスの殺菌ランプは、仕様書を見るとピーク波長が253.7nmらしいので、オゾンが発生するのかしないのか微妙なラインで、詳細は不明です。
 まあ、全く発生しないと言う事は無いと思います。UV-Cランプなのでオゾンが多少発生しても、別におかしくは無いです。

 ディスクライトのケースに、ランプを保護する様なガラス等はありません。クリア素材でも大抵の物はUV-Cを透過させないので、ランプがそのまま剥き出しです。

↓これが貴様らの最も恐ろしがったUV-C炉心だ!↓

取り扱い要注意! UV-C殺菌ランプ 紫外線除菌灯を早速試す

 本体の外見を一通り観察した後に、早速試用運転をしてみました。
 我が家で初となる殺菌を試みる場所は、黒カビの胞子が大量に空気中に漂っていそうな風呂場となります。
 この間、塩素系漂白剤で壁の黒カビを掃除しましたが、暫く経つとどうせ直ぐにまた生えて来るので、UV-Cの殺菌力で、どの程度黒カビを予防出来るのか、その効果を試します。

 このPhilipsデスクライトUV-C殺菌灯ですが、プラグをコンセントに挿すと、デフォルトで結構デカい音量の使用案内のアナウンスが流れます。それも毎回です。
 かなり煩いレベルの声でです。もう少し音量を小さく出来ないかとボリュームを探しましたが、そんな物は存在しない様です。
 風呂場だと、壁に反響して非常に響きます。通電する度に毎度このアナウンスを強制的に聞かされるのは、ちょっと勘弁して欲しいです。
 まあそれだけ、UV-Cを迂闊に浴びると危険だと言う事でしょう。
 このくらい徹底して注意を促さないと、不注意な使用者がUV-Cに曝露して、健康被害が発生するのかも知れません。

 通電後、先ずは電源ボタンを3秒長押しで安全ロックを解除します。
 その後に、アナウンスに従ってタイマーをセットします。風呂場の様な狭い場所なら15分で良いみたいです。
 タイマーをセットすると「これからUV-Cで殺菌を行うので部屋から出てドアを閉めろ」とアナウンスに注意をされます。
 此方としても危険なUV-Cに曝露されるのは御免被るので、素直にそれに従って風呂場から出てドアを閉めます。
 さて、これからどうなるのかな? とドアの前に立ってガラス越しに風呂場の様子を伺っていると……。
 このUV-C殺菌灯の対人感知センサーは、何か異常なくらい感度が高いみたいで、ドアの前に立つ自分に向かって、「今からUV-Cの照射を始めるから離れろ」みたいな警告を延々と繰り返してきました。
 ガラス越しだと、こっそり様子を伺っていてもバレるみたいなので、素直にドアの前から距離をとりました。
 するとやっと、センサーが問題無しと判断したのか、風呂場のガラス越しに薄水色の光が溢れ出しました。
 おお、この輝き! 色合いがちょっと異なりますがゲッター線みたいです。いや、UV-Cは不可視光線なので、色として視認可能なのはUV-C自体では無いのでしょうけれど。

↓ちょっと緑の強い色調にしました 本当はもっと薄水色↓

UV-C殺菌ランプ オゾンの発生は……?

 15分経過してUV-Cの照射が終わると「終わりました」とアナウンスがあります。そうしたらコンセントを引っこ抜いて殺菌終了です。
 VU-C照射終了直後に本体に触ると、そこそこ暖かくなっていました。意外に熱を持つみたいです。
 更に、風呂場には何とも言えない臭いが立ち込めていました。オゾン……とはちょっと違う様な、樹脂を加熱した時みたいな焦げ臭い様な臭いがします。
 何なのでしょうか、この臭いの正体は? 全く不明です。仮にオゾンだとしても、嗅いで気持ちが悪くなる程、キツい濃度ではありません。

 エビデンスを示せと言われても困りますが、結果的に風呂場のタイルや壁が、綺麗に殺菌された様な気はします。
 この後、黒カビが生えるのを完全に防げるのかどうかは直ぐには判りませんが、UV-C殺菌を暫く毎日続けてみようと思います。
 ……多分これ、略々風呂場専用の殺菌灯になりそうです。

フィリップス/Philipsデスクライト 2000円で買えるならとてもお得です

 殺菌灯とAC電源がセットで2000円と考えれば、これは物凄くお値打ちなUV-C殺菌ランプだと思います。
 正直、DIYで作っても、ランプ単体でも或る程度の値段はするので、同等の品を2000円ではとても作れません。
 ……というか、そもそもこの値段自体が価格破壊に近いです。
 UV-C殺菌ランプが欲しいのであれば、取り敢えずこれを買ってあけば後悔はし無い商品だと思います。個人的にはとてもおすすめです。

楽天市場で自作心を擽る面白そうな紫外線ランプを見付けました

 UV-C殺菌ランプが欲しいならフィリップス/Philipsデスクライトを買え、とおすすめしておいてどうかとも思いますが……。楽天市場で心惹かれる面白そうな紫外線ランプを見付けました。
 それは↓下の2商品です。

 如何でしょうか?
 もうガンガンにオゾンを発生させたい人におすすめの185nmのVUV(真空紫外線)ランプと、普通に殺菌、殺ウイルス性能に優れた254nmのUV-Cランプです。
 両方とも、ランプのみの単品販売で、DC10V(9.5-13V)、0.3Aで動作するらしいです。これを使えば、USB電源で動作するピンポイント照射のハンディタイプ殺菌灯を自作出来そうです。
 完成品ならフィリップス/Philipsデスクライトを買えばそれで終わりですが、こういう制作意欲を駆り立てる様なパーツを発見すると、ついつい買って、DIYで何か自作したくなってしまいます。

 結局の処、物欲に負けて254nmのUV-Cランプを試しに購入してみました。届いたら、これでハンディタイプ殺菌灯を制作してみようと思います。

 因みに、185nmのVUVランプは、照射した真空紫外線が空気に吸収されてオゾンを発生させますが、吸収される所為で光そのものが余り直進しないので、殺菌灯としての力は254nmのUV-Cランプに劣る様です。
 発生したオゾンには勿論協力な殺菌力があるので、185nmのVUVランプは光殺菌向けでは無く、オゾンの発生に因って殺菌や脱臭を行いたい人向けの商品となります。
 オゾンは、発生量を調整して上手く低濃度に保てれば良いのですが、濃度が高くなり過ぎると毒性も高まり、下手に吸い込むと命を落とすかも知れないレベルで危険ですので、取り扱いは難しいと思います。

タイトルとURLをコピーしました