最近、食料品全般の値上がりが本当に激しいですね。お米の価格上昇も深刻ですが、果物もかなり高くなっています。
果物の場合、異常気象などの影響もあるようですが、とにかく以前のように気軽に買える価格ではなくなってきました。
とはいえ、時々どうしても果物が食べたくなることってありますよね。そんな時に便利なのがドライフルーツ。保存が効いて、少しずつ食べられるので、果物欲を満たすのにぴったりです。
もちろん、生の果物の値上がりに合わせてドライフルーツもやや値上がり傾向にはあるのですが、それでも探せば安くて美味しい大容量パックが通販で手に入ります。
ちなみに私は、定番の「干しぶどう」は、あの独特の風味があまり好きではありません。正直あまり美味しいと感じないんです。
巨峰で作った高級干しぶどうなら美味しそうですが、さすがにお値段が張って手が出ません…。
生食用のバナナが高いので干しバナナで代用する
バナナといえば「安くて美味しい果物」というイメージが、自分の中にはありました。
ちょっと前までは、4~5本の房が88円くらいで買えていたので、わりと頻繁におやつとして食べていたものです。
個人的には、皮がまだうっすら緑がかった、熟れていない硬めのバナナが好きです。
そんな「安くて当たり前」な存在だったバナナですが、最近はじわじわと値上がりしてきていて、以前は100円以下で買えていたのに、今では128円くらいになってしまい、なんとなく買う気が起きなくなりました。
まあ、バナナは好きだけど「安いから買っていた」だけで、そこまでお金を出してまで食べたいかというと…そうでもなく。
しばらくはまったく買っていませんでした。
ところが2025年に入って、少し事情が変わりました。
2024年の年末に、7年一緒に暮らしていた老フェレットが永眠し、その後、新しいフェレットの子を迎えることになりまして、家族になったおチビちゃんに、バナナの味を覚えてもらう必要が出てきたのです。
フェレットには基本的に果物を与えてはいけないのですが、小さいうち(生後半年以内)に覚えた味は、成長後も好んで食べるようになる性質があるため、薬を飲ませる時や、ダックスープ(療養食)に混ぜて食べさせる際に、バナナの美味しさを教えておくととても助かるのです。
そのため、我が家では幼いフェレットをお迎えしたら、週に1回程度、ごく少量のバナナを与えるようにしています。
とはいえ、生のバナナは高くて買う気がしない…。
そこで「もういっそ、干しバナナを試してみようか」という結論に至りました。
本当は見た目にも美味しそうなフリーズドライのダイスカットバナナが欲しかったのですが、
これがなかなか高くて手が出ません。
仕方なく、色合いの華やかさにかけますが、Amazonで見つけた「1kg入りで送料込み2000円台」という干しバナナで妥協してみました。
たぶんバナナが安い時期なら、もっと割安に買えるのかもしれませんが、今はタイミングが悪いようです。

この干しバナナ、ありがたいことに1つずつ個包装されていました。
まとめて大袋に入っているよりも、保存性が高くなるのはうれしいポイントですね。
もちろんフェレットに1本丸々食べさせることはないので、1回あたりせいぜい1gほど与えています。
残りは飼い主である私が美味しくいただく、という流れです。
生のバナナと違って、賞味期限が長く少しずつ消費できるのが本当に便利です。

個別梱包の干しバナナ。フリーズドライと違うので、色味は微妙。でも、食べると美味しい。
ちなみに、今回初めて干しバナナを食べてみた感想ですが、フリーズドライ製品とは違って、干しバナナにはかなり独特な匂いがあります。
この匂いが苦手な人は、ちょっと厳しいかもしれません。
私も最初は「うっ…においが独特すぎる」と感じましたが、一度口にしてしまえば不思議と気にならなくなりました。
食感は「コリッ」ではなく、「ぬちゃっ」とした感じです。
でも、少しかじって口の中でゆっくり味わっていると、唾液でふやけていくのか、だんだんと生のバナナの風味と食感が戻ってきて美味しい。悪くないです。
うちのフェレットに干しバナナを与えてみたところ、そのままだと「いらない」と拒否されましたが、水でふやかして再挑戦したら、美味しそうに食べてくれました! どうも、うちの子は乾き物が嫌いみたいです。
バナナの味を覚えてくれそうなので、買って正解でした。
干しバナナの消費比率は、フェレット1に対して飼い主99くらいですが(笑)
乾燥クランベリーを購入してみたら、想像以上に美味しかった話
私はベリー系のフルーツが大好きです。
定番のいちごやブルーベリーを筆頭に、ラズベリーやクランベリーなど、ベリーならだいたい何でも好物です。
そこで今回はフェレット関係なしに、自分用のおやつとして、安くて美味しいベリー系のドライフルーツがないかとAmazonで探してみました。
乾燥いちごやブルーベリーなど、商品としてはしっかり存在していたのですが……
どれもこれもお高くて、「これを買おう」と踏ん切るにはちょっと勇気がいるお値段。
そんな中、唯一の例外がクランベリー。
なんと1kgで送料込み2,000円を切る1500円程度の商品があり、「この価格ならアリだな」と即注文しました。
クランベリーは、Amazonでも楽天市場でも、主品者は異なれどほぼ同じ価格帯で販売されていたので、どちらで買っても問題ありません。
ちなみに、個人的におすすめなのは楽天市場の「NUT HYOUGO商店」のクランベリーです。
少し硬めの食感で噛み応えがあり、私はとても美味しいと感じました。
ただし、レビューを見るとこれを「硬すぎる」と感じる方もいるようで、評価は分かれているようです。
このあたりは本当に好みの問題ですね。

クランベリーは、ツツジ科スノキ属の常緑低木の果実で、フルーツビスケットの生地などにもよく使われています。
独特の酸味があって、私はとても好きな味です。
ベリー系の中では比較的手頃な価格とはいえ、やはり最近は価格が徐々に上昇傾向にあるようです。
とはいえ、ドライフルーツ全体の中ではまだまだ割安な部類に入るので、節約派にはありがたい存在ですね。
届いたクランベリーを食べてみた感想としては、ちょうどよい乾燥具合で歯ごたえがあり、甘酸っぱさが絶妙でとても美味しいです。
「なんでもっと早く買わなかったんだろう…」と軽く後悔したほど。
干しクランベリーは、下手なグミキャンディよりもワンランク上の美味しさがあります。
一粒一粒が小さめなので、ちょっとずつ食べていけばなかなか減らず、じっくり味わって長く楽しめるのも魅力の一つです。これは本当におすすめ。

1kg入りの袋。ぱっと見これも美味しそうには思え無い色合いだが、ちゃんと美味しい。

中身です。完全に干乾びている訳では無く、多少は水気も残ってる。そして、果糖で手にベタ付く。
一応念のために書いておきますが、私はクランベリーを生で食べたことがありません。
そのため、生のクランベリーとの風味や食感の違いについてはコメントできません。あしからずご了承ください。
乾燥パイナップルを買ってみたら、ちょっと意外な味だった話
干しクランベリーが安くて美味しいとはいえ、そればかり食べていたら、やっぱり飽きが来てしまうもの。
そこで「もう一種類くらい、手頃な価格で買えるドライフルーツはないかな」と、またAmazonで探してみました。
すると、1kg・送料込みで2,000円以内という魅力的な商品を発見!
この価格帯なら、気軽に試せる範囲内なので、すぐにポチりました。
購入したのは——乾燥パイナップルです。

今回はAmazonの配送ではなかったものの、「翌日配送予定」の商品だったため、注文からすぐに到着。
しかもクリックポストで届いたのがちょっと驚き。
最近配達が遅くなったと感じる日本郵便ですが、クリックポストって意外と早いんですね。
さっそく届いた干しパイナップルを試食してみたところ……
「ん? 美味しいけど、ちょっと予想と違うかも?」というのが第一印象。
どちらかというと、缶詰パイナップルに近い風味。
生のパイナップルと比べると、味も食感もかなり違うな、というのが正直な感想です。

写真映りが悪くこれも色合いが悪く見えるが、実際はちゃんと美味しい。

中身です。表面の白っぽい粉みたいなのは多分果糖だと思われる。
ただ、1kgで2,000円以下という価格はやっぱり魅力的。
そのまま食べるのもいいですが、ヨーグルトなどに入れてしばらく置いておくと、水分を吸って少し柔らかくなり、生のパイナップルっぽい食感が戻ってくるかもしれません。
私は今のところ、特に手を加えずに、一切れずつつまんで食べています。
クセはないので、ちょっとした間食にはちょうど良い感じです。
保存もコスパも味も◎なドライフルーツがおすすめ
今回はこの辺で終わりたいと思います。
果物が高くてなかなか手が出しにくい昨今ですが、ドライフルーツをうまく活用すれば、ちょっとしたおやつや栄養補給にもなって便利です。
しかも保存がきいて、少しずつ食べられるのが本当に助かります。
今回ご紹介した中でも、クランベリーや干しバナナはコスパも良くておすすめ。
味の好みは人それぞれですが、「思ったより美味しいじゃん」と感じる発見もきっとあると思います。
また何かお得で美味しいものが見つかったら、ブログでシェアしていきますね。
次回の記事も読んで頂けると有り難いです!