食べられる野草を近所で探してみた|万が一の時に野菜代わりになる?

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 野菜が高すぎて、スーパーで買うのを躊躇するそんな時、「この辺に生えてる雑草、食べられないのか?」と思いますよね? 近所に生えている食べられる食草に詳しくなる為、見掛けた雑草を端から写真に撮影。Google レンズで名前を検索して複数の図鑑・サイトで可食情報を調べてみる事にしました。こうやって野草の知識を蓄えていけば、その内に、これは食べられる、無理と即断出来るようになる筈。災害時にも役立つかも?

追い詰められた時の貧乏飯候補|近所の野草は食べられる?

※この記事は実際に採取・食用にすることを推奨するものではありません。食草は、あくまで追い詰められた時の最後の手段だと考えています。


アカメガシワ(トウダイグサ科・アカメガシワ属)

 何処にでも結構見かける、野草? 雑草?
 アカメガシワ(トウダイグサ科・アカメガシワ属)と思われる植物。

 若葉は食用可とされている。
 調理法は天ぷらが定番。
 茹でただけだと苦みが強く、ゴワゴワしていて正直あまり美味しくなさそう。

 子供の頃、近所のおじさんに「齧ってみ」と教えられ、興味本位に表面の硬い皮を剥いて茎を齧った記憶がある。
 味は青臭く、少し酸っぱかった……ような気がする。

※トウダイグサ科の植物は有毒種も多いため、素人判断での採取・食用は注意が必要。食べる場合は必ず複数情報を確認し、若葉のみ・十分な加熱が前提。


スイバ(タデ科・スイバ属)

 Googleレンズでは、タデ科スイバ属の多年草「スイバ」と出た。

 雑草っぽい見た目だが、食べられる野草とされている。
 調理法は茹でてアク抜きが基本。

 シュウ酸を多く含み、食べ過ぎると下痢や嘔吐などを起こす場合があるらしいので、多食は避けるべき。
※フランスでは野菜として扱われることもあるそう。


センダン?(特定できず)

 Googleレンズではセンダンと出たが、正体が合っているのかはイマイチ不明。

 判らないものには手を出さないのが無難。
 仮にセンダンだとしても毒性があるため、食用にするのは無理そう。


ノゲシ(キク科・ノゲシ属)

 タンポポだと思ったが、Googleレンズではノゲシと出た。

 ヨーロッパ原産の外来種で、キク科ノゲシ属の植物らしい。
 タンポポは同じキク科でも、タンポポ属。

 ノゲシも食用になるとされているが、見た目が似ている植物も多く、正直なところ判別が難しい。
 知識として、生えている場所や葉の形を覚える程度に留める。


ヒメムカシヨモギ(キク科・イズハハコ属)

 よく見かける雑草。
 Googleレンズではヒメムカシヨモギと出た。

 北アメリカ原産の帰化植物で、キク科イズハハコ属の植物らしい。

 一応、食用になるとされているが、他の似た植物も多く、判別には自信が持てない。
まだ手を出すのは早い、知識として覚える程度に留める。


ヒメシバ(イネ科・メヒシバ属)

 Google レンズではヒメシバと判定された。
 イネ科メヒシバ属の植物で、犬や猫が口にすることはあるらしい。

 人間の食用として扱われる例はほぼ見当たらず、少なくとも野菜代わりにするようなものではなさそう。

 今回は完全にハズレ枠


ヨモギ(詳細は不明)

 何処にでも生えていて、一見すると「そこそこ美味しく食べられそう」に見える定番の野草、ヨモギ。

 ただしヨモギは種類が非常に多く、Google レンズに通すとオウシュウヨモギ、チョウセンヨモギなど、毎回違う判定が返ってくる。

 さらに、見た目が似ている植物の中にはトリカブトのような強い毒性を持つものもあるらしい。

 この3枚の写真がすべて同じ種類なのかどうかも判別できず、こうなると素人判断は危険。
 今回は「見てるだけ!」に留める。


Unknown

 Google レンズでは複数の植物名が候補に挙がるが、どれが正しいのか判断できない。

 素人に判別は無理。見てるだけ! に留める。


Unknown

 こいつも不明。
 Google レンズに通すたびに、別の植物名が出てくる。

 判別不能。


Unknown

 これも不明。
 Google レンズでは、イネ科の植物だとか、ニワゼキショウだとか、アヤメ科だとか、毎回違う候補が出てきて混乱する。

 判別不明の謎の植物。


まとめ

 今回、近所を10分ほど歩いてみただけでも、「一応は食用とされている野草」はいくつか見つかりました。ただし、どれも確実に安全と言い切れるものではなく、判別が難しいものばかりです。

 現時点では、

  • その場に生えている野草の種類を知る
  • 名前や特徴を覚える

 といった知識として把握する段階に留めるのが無難だと感じました。やはり、きちんとした野草図鑑があった方が安心です。

 なお、仮に将来どうしても食べる必要が出てきたとしても、いきなり口にすることはせず、必ずパッチテストから始めるくらいの慎重さは持っておきたいと思います。

 食草はあくまで最後の手段
「知っている」と「食べる」は、はっきり分けて考えるべきだと改めて感じました。

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