ダイソーから瓶のインスタントコーヒーが消えた Amazonからも 朝日商事 「Rising COFFEE BREAK/ライジング コーヒーブレイク」

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生活

悲報 割と好きだった激安インスタントコーヒーが消えた

 ダイソーで50g入りの瓶で108円、Amazonで200g入の瓶が約380円で購入出来た、輸入販売元”朝日商事”が取り扱うエジプト産のインスタントコーヒー、「Rising COFFEE BREAK/ライジング コーヒーブレイク(これが品名)」が市場から姿を消しました。

 ご存じの方も多いと思いますが、実際安い「ライジング コーヒーブレイク」は、粉の状態で匂いを嗅ぐと何とも名状し難い甘い香りが漂うのだが、湯で溶かして飲んでみると味としては全く甘くは無いという、独特の癖のあるインスタントコーヒーでした。
 味が薄くしゃぶしゃぶで、苦みが強くなく、薄いコーヒーが好きな私が、お茶の代わりとして愛飲していた一品です。
 豆を挽いて入れた様な本格的なコーヒーが好きな人からの評判はそこまで高くはなさそうな雰囲気の商品でしたが、私を含めて一定数のファン(安くて飲めれば満足という人間)は存在していたと思います。
 その安いコーヒーが2024年現在、ダイソーからもAmazonからも一斉に在庫が消失しました。もう欲しくても買えません。何とも悲しい現実です。

 しかし、話に脈略はありませんが、「ライジング コーヒーブレイク」という名称。ゲージ消費の必殺技みたいで何か響きがカッコいいですね。

多分何もかも円安が悪い

 安いエジプト産のインスタントコーヒー、「ライジング コーヒーブレイク」が姿を消したのは多分、異常な円安が長く続いた結果だと思います。
 輸入商品である「ライジング コーヒーブレイク」は、円安の煽りを受けた原価の上昇が原因で、これまでと同じ様に売っても利益が出なくなったから、販売を終了したんじゃないでしょうか。
 この処、食品関係の物価高騰で、販売価格は同じでも、内容量が半分近くまで激減した商品が沢山ありました。時代は今、超インフレです。
 きっと、50g入りの瓶を108円で販売していたら利益が出ないか、もしかすると赤字になってしまい、朝日商事は取り扱いを止めたのでしょう。
 最近の円高と物価高騰は、低所得者の食費に大ダメージを与えてくれるので本当に最悪です。

 ダイソーで販売していた50g入りの瓶は、中身が無くなったら、空ビンを湿気り易い調味料を入れる容器として使っていたので、捨てる部分が全く無しで、個人的に非常にコスパの良い商品だったので、入手不可能になったのが痛過ぎです。

代わりの安いインスタントコーヒー

 私は別にコーヒーが特別好きな訳ではありません。飲み物で、コーヒーとウーロン茶があって、どちらかを選ぶならなら、きっとウーロン茶を選ぶでしょう。
 しかし、偶に薄いコーヒーを飲みたくなる時もあるので、「ライジング コーヒーブレイク」の代わりになる様な、同じくらい安く買えるインスタントコーヒーはないのだろうかと探してみたら、ユニコ・ジャパンから「ウエスティンカフェ マイルドブレンド」という、インドネシア産の安いインスタントコーヒーが販売されているのを見付けました。
 値段の安さを優先すると、代用品となるのは、この辺のインスタントコーヒーしか無い様な気がします。
 未だ飲んだ事は無いので味は不明ですが、「ライジング コーヒーブレイク」と似た価格帯の安さが取り柄のコーヒーなので、多分似た様な味がするんではないかと思います。
 まあ所詮、味に拘るでも無く価格優先でこういう安物を好んで選択する人間にとって、多分どれを飲んでも、味の細かい違いはそう気にならないだろうとも思います。
 この「ウエスティンカフェ マイルドブレンド」は、瓶入りもありますが、当然、詰替え用を買った方が安いです。
 空瓶が欲しいなら200g入の瓶を買った方が良いですが、200g入りの瓶はかなり大きいので、何かしらを小分けして保存する用の瓶として利用するには向かないかも知れません。

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インスタントコーヒーに使用される豆の種類

 私はコーヒーの味に拘りがなく(薄ければ何でも良い)、豆の種類とか全く詳しく無いてず。だけれども、ちょっと気になって、インスタントコーヒーに使用される豆の種類を調べてみました。
 すると使用されるのは、主に以下の2種類だと判明しました。

  1. アラビカ種 (Arabica)
    • 特徴: アラビカ種のコーヒー豆は、風味が豊かで酸味があり、香りが高いとされています。高品質なコーヒーとされており、世界中で広く愛されています。
    • 栽培地: エチオピア、ブラジル、コロンビアなどの高地で栽培されます。
  2. ロブスタ種 (Robusta)
    • 特徴: ロブスタ種のコーヒー豆は、苦味が強く、カフェイン含有量が高いのが特徴です。価格が比較的安く、インスタントコーヒーやエスプレッソに多く使用されます。
    • 栽培地: ベトナム、ブラジル、インドネシアなどの低地で栽培されます。

 インスタントコーヒーはこれらの豆をブレンドしたり、単一の種類を使用したりして製造されるみたいです。
 何でも、それぞれの豆の特徴を活かしたブレンドによって、様々な風味や香りを楽しむ事が出来るとか。

因みに、「ライジング コーヒーブレイク」の場合は……、

 原産国 エジプト
 生豆生産国 コートジボアール、カメルーン、ケニア等
 と、瓶のラベルに書かれていたので、使われていた豆が、アラビカ種なのかロブスタ種なのか、どんなブレンドなのか、その辺りの事は全く不明でした。
 そう考えると、「ライジング コーヒーブレイク」は、日本に入って来るコーヒーとしては結構特殊な種類だったのかも知れません。

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