ステンレス鋼（チタン？）替刃式 小型 ポケットに入る折りたたみナイフ購入！ 見た目超格好良い！ アウトドア キャンプや釣り等に まるで外科用メス

野外活動で活躍しそう 見た目の格好良さに惹かれて小型の折りたたみナイフ購入 非常事態に備えて車に積んで置く

　何となく面白そうな商品はないかなとWEBを探していたら、外科用メスみたいに非常に切れ味が良さそうで、替刃式の、しかも見た目が矢鱈格好良い折りたたみナイフを発見したので、そのまま購入してしまいました。
　特別、目的の用途があった訳ではありませんが、物欲に突き動かされた衝動買いです。
　2024年の年末頃からずっと風邪で、頭が朦朧としてしたので、割と自分の挙動が制御出来ておりません。

　一応書いておくと、私が見て一目惚れしてフラフラっと購入してしまったナイフは、国内ならAmazon、海外通販で買うのならアリエクスプレス等で購入可能です。

　……で、ポチった商品は既に手元に届いており、今更後悔しても遅いので、素直に手元にある商品を触ってレビューを書く事にします。
　以下の画像が実際に届いた商品です。

　燻銀めいたガンメタっぽい本体に、個別でアルミ・パッキングされた外科用メスの替刃が付属しています。
　見た目が渋いですね。本当に格好の良いナイフです。手元にあるだけで、所持欲が満たされます。
　因みに替刃のパッケージには……

　……みたいな説明が書かれています。何と吃驚、替刃は安心の滅菌済みです。
　新品の替刃を開封して柄に取り付ければ、アウトドアでの調理、野菜や肉や魚を切るのに使っても、衛生面での問題も無さそうです。

　WEB晩梅の写真を見た瞬間、外科用メスの如き切れ味を期待しましたが、現物を見た瞬間、それは当然だなと思いました。
　小型の折りたたみナイフと銘打って販売されている商品ではありますが、ぶっちゃけこれは、ナイフと言うより、寧ろ、折りたたみ式のメスでした。

　一般的に外科用のメス（mes）と分類されている刃物は、柄の部分（メスホルダー）に使い捨てのメス刃（ブレード）を取り付けて使用する手術器械です。
　このナイフ、柄の部分が折りたたみ式になっておりますが、その先端に医療用（又は互換品）のメス刃（ブレード）が取り付けられるので、ナイフと言うよりも実際には略々メスです。
　ならば、この折りたたみナイフ、外科用メス並に切れ味抜群に見えるのは至極当然ですね。外科用メスの刃を取り付けて使用するのですから、これはもう実質メスと呼んでも差し支え無しです。

　因みにナイフの柄の部分は、余り安い商品を買うと金属では無く樹脂製だったりします。
　使い勝手はそんなに変わらないかも知れませんが、見た目は安っぽくなります。

折りたためる＝刃を仕舞える 普通のメスより折りたたみナイフの方が便利

　細かい切断作業に適したメスと言う刃物は、外科手術だけではなく、工作や彫刻と言った用途でも便利に活躍するらしく、工業用としてもメスは普通に市販されています。
　これに関しては、まあ、デザインナイフの様な感覚で、皆さん購入するのだと思われます。

上の画像は通販で買った工業用のメス。
上が20番代の刃とセットになった専用の柄。
下が10番代の刃とセットになった専用の柄。

　単にメスをデザインナイフ的に使いたいだけなら、実は折りたたみ式ナイフ状の柄を買うよりも、工業用メスとして販売されている替刃と柄のセットを買った方が安いです。

　……とは言え。折りたたみナイフも工業用メスの柄（20番代用）も、取り付け部分は共通の形状をしているので、工業用でも外科用でも良いので20番代用の替刃を買っておけば、別に何方ででも使用可能です。

メスの柄にNO.24の替刃を取り付けた処。

折りたたみナイフにNO.24の替刃を取り付けた処。

　正直、メスと折りたたみナイフ、取り付けた刃が同じなら何方を使っても使い勝手に大差は生じません。
　しかし、使用しない時、折りたたみナイフは刃の部分を折りたたんで安全に仕舞って置けますが、メスの場合は刃の部分を剥き出しで保管する事になるので、結構危険です。
　持ち運びや未使用時の保管の安全性を考えるのであれば、多分、買うのは折りたたみナイフ一択になるでしょう。

　折りたたみナイフであれば、キーホルダー用のフックを取り付ければ、鍵等と一緒にして腰にぶら下げて置いても特に違和感が無いですし、携帯も便利です。
　そもそもナイフの類は、刃体の長さが6センチメートル以内であれば、携帯していても銃砲刀剣類所持等取締法に引っか掛ら無いので、このナイフの刃の長さであれば持ち歩いても安全です。

折りたたみナイフは当然ながら刃を安全に収納出来る。

　更に替刃に関しては、工業用と外科用の刃の何方を買っても、値段的にはそう大きく変わらないので（外科用の方がちょっと高い）、アウトドアに持って行って魚を捌いたり、料理の下拵えの為に食べ物を切る予定等があるのであれば、滅菌処理をしてあり個包装袋入りの外科用を買い置きした方が、衛生面に気を使わないで済む点で便利な気がします。
　工業用の替刃の場合、滅菌済製品もあるみたいですが、個別梱包されていないので、一回開封してしまうと残りの替刃を清潔な状態で保存するのに、チャック付の小袋等を別途用意する必要があります。

画像は、試しに魚を切ってみた処。流石メスだけあって、切れ味は鋭い。

　衛生面の事を考えないのであれば、はっきり言って、外科用であれ工業用であれ元々は何方も同じメスの刃なので、何方を選択してもとても切れ味が鋭く、筋の多い肉を切ったりするのも楽勝です。

恐らく、外科用と工業用の替刃の違いは、滅菌消毒して個別梱包されているか否か程度だと思われる。
更に、工業用でも滅菌してある製品もある。

　日本国内で、キャンプや釣りといったアウトドア・レジャーを楽しんでいる時に、毒蛇や毒虫に噛まれて、傷口を切って毒を吸い出す必要が生じる様なアクシデントに遭遇する可能性はとても低い気がしますが、一応医療用の替刃を用意しておけば、そう言った万が一の応急処置時の傷口の切開にも使用可能ではあります。
　工業用でも、アルコールやイソジンで消毒してから使えば大丈夫なのでしょうが、その場合、どうしても一手間多く掛かります。