UV-C殺菌ランプ フィリップス/Philipsデスクライト 何度かの紫外線除菌後に気付いた事6つ

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生活

UV-C殺菌ランプ フィリップス/Philipsデスクライトを数回試した使用感

 UV-C殺菌ランプ、フィリップス/Philipsデスクライトが家に届いてから、風呂場やトイレを何度か紫外線照射で殺菌したので、その時に気付いた事を書こうと思います。

紫外線照射で殺菌した後に独特の匂いがする

 フィリップス/Philipsデスクライトの紫外線照射が終了すると、デカい声でその旨を伝えるアナウンスが流れます。
 それを聞いてから、殺菌した場所のドアを開けると、ぷうんと焦げ臭い様な独特の、何とも名状し難い匂いが空気中に充満しています。
 紫外線照射でオゾンが発生しているのかも知れませんが、何だか自分の知るオゾンの匂いとは別種の、何かに例えるのが難しい、本当に独特の匂いです。
 もしかしたら、カビを始めとする雑菌等の微生物が焼き殺された死臭なんでしょうか? 実際には一切の詳細は不明です。
 しかし、この匂いを嗅ぐと、何の根拠もありませんが、不思議と凄く空気が清潔になって如何にも殺菌済ですよという、爽やかな気配や、清々しい雰囲気を感じます。
 勿論、個人的な感想であり、端にプラセボ(placebo)でしかない可能性は大です。

死に掛けた様なゴキブリが這い出て来た

 我が家の風呂は、今となっては珍しいけれど、築年数の古い家では未だ普通に使われている、バランス釜タイプです。
 風呂場の床の上にブロックに載っかった浴槽がデンと設置してあり、その浴槽の横に専用のバランス釜がくっ付いています。
 浴槽と床の間には、そこにどんな害虫が潜んでいても不思議では無い、人間の観測を拒む暗晦たる隙間……明かりの差さぬ底気味悪い空間が存在します。
 フィリップス/Philipsデスクライトの紫外線照射が終了して暫くすると、その隙間からあからさまに動きの悪い死に掛けたゴキブリが這い出して来る様を、何度か目の当たりにしました。
 どうもゴキブリは、UV-Cに曝露すると、弱体化が始まりやがて死に至る様です。メスのゴキブリの卵巣や卵鞘にも致命的なダメージを与えるらしく、結果としてゴキブリの繁殖すら妨げてくれる様です。
 何で態々嫌がらせの様に人間の目に触れる場所で死のうとするのか不明ですが、黒い害虫がヨタヨタと姿を見せた以上、介錯してやるのが人の情というものでしょう。
 そいつらは全て、消毒の効果も期待して、80%イソプロパノールのスプレー噴射で皆一様にトドメを刺して上げました。
 アルコール漬けで殺せば、ゴキブリに付着しているであろう薄汚いバイ菌も、全て一緒に浄化される事でしょう。多分。
 あの有名な「汚物は消毒だ〜!! 」を標語モットーに、不潔な害虫は見敵必殺の心意気で片っ端から抹殺しましょう。

 因って、ゴキブリが苦手で見るのも嫌という方は、フィリップス/Philipsデスクライトの紫外線照射の後に、もしかしたらゴキブリが複数出現するかも知れないので、気を強く持って対処して下さい。

UV-C光を使ったゴキブリ駆除

 主に以下の様な原理に基づいてUV-Cでゴキブリ駆除が出来る様です。

  1. DNA損傷
    • メカニズム: UV-C光(100〜280ナノメートルの波長)は非常に高いエネルギーを持ち、ゴキブリや他の生物の細胞内にあるDNAに直接影響を与えます。具体的には、DNAの塩基対であるチミンが異常に結合し、「チミンダイマー」という異常構造が形成されます。これが蓄積すると、細胞の正常な機能が損なわれ、細胞分裂や修復が出来なくなります。
  2. 細胞機能の障害
    • メカニズム: DNA損傷が修復されない場合、細胞の死(アポトーシス)が引き起こされます。これは昆虫の成長や繁殖を阻害し、最終的に死に至らしめる事が出来ます。
  3. 殺菌効果
    • メカニズム: UV-C光は細菌やウイルスなどの微生物も破壊する能力を持っています。これにより、ゴキブリが感染する可能性のある病原体が減少し、間接的に彼らの生存能力を低下させる事もあります。

 但し、UV-C光は直接的な照射が必要であり、影が出来る場所やゴキブリが隠れている場所には効果が低い事があります。また、UV-C光は人間やペットにも有害であるため、使用には十分な注意が必要です。

 UV-C光をゴキブリ駆除に使う際は、適切な防護策を講じると共に、他の駆除方法と組み合わせるのが一般的です。

参考:市販のUV-Cでゴキブリを退治する「ゴキ減用(げんよう)ライト」

風呂場から悪臭が消えた

 我が家は鰻の寝床を地で行く様な、奥行きだけ長い2LDKで、入り口を入って直ぐの場所に風呂場があります。
 以前は、家に帰って来てドアを開けると、風呂場の配水管が発生源だと思われる独特の悪臭がしたのですが、フィリップス/Philipsデスクライトを使い始めたら、家に入った時に感じていた悪臭が消えました。
 やはりUV-Cがカビを筆頭とする雑菌を、悪臭が消えるレベルで徹底的に焼き殺しているのではないかな、と思います。

トイレの排便臭も消える

 うちのトイレには、オゾン発生器を置いてあり、24時間体制で常に脱臭を行っています。
 しかし、家のフェレットも人間のトイレで排便をするので、床にはペットシートを敷いてあり、その所為でどうしても僅かに糞便の残り香みたいな匂いが漂っていました。
 フィリップス/Philipsデスクライトで紫外線殺菌をした後は、その微かな糞便臭も消えてしまいました。
 UV-Cに脱臭効果があるのかは不明ですが、何故か悪臭が消えます。もしかしたら、UV-Cで発生したオゾンの仕業なのでしょうか? そこまで強いオゾン臭は感じないので、正直謎ですが、結果として有り難い限りです。

UV-C照射のお陰か風呂場のピンクヌメリ(通称:赤カビ)は発生していない

 人の皮脂等を栄養源にして、直ぐに増殖するピンクヌメリ(通称:赤カビ)ですが、こいつらもUV-C照射で焼き殺されているのか、今の処目に見えて発生していません。
 ピンクヌメリは実際はカビではなく、ロドトルラという酵母菌やメチロバクテリウムという細菌が形成したピンク色のコロニーです。
 水滴が残っている部分で菌が増殖するので、どうしても浴槽や床にはヌメリが生じ易くなります。
 見た目が汚らしいこいつらも、当然「汚物は消毒だ〜!!」の対象ですので、UV-C照射で綺麗さっぱり跡形も残らず燃え尽くされて欲しいものです。
 殊にメチロバクテリウムは、クソ生意気な事に或る程度の塩素への耐性を持っているらしいので、こういう面倒な輩は、とっとと紫外線で消滅して欲しいものです。

料理後の台所でUV-C照射をすると残り香が消える!

 家の台所でニンニクと一緒に肉を焼いたり、煮込み料理をすると、換気効率が悪いのか、残り香が結構長く残ります。
 そこで試しに、料理後に台所でフィリップス/Philipsデスクライトを使ってみた処……。
 照射時間を最短の15分にセットしてUV-C照射を行うと、例の独特の焦げた様な臭いはするのですが、料理の残り香はスッキリ消えてくれました。
 何とも効果の覿面さが凄いです。

 ここまで来ると、体感的にUV-C照射には消臭効果も付随するんじゃないのか? と思い込んでしまいそうでが、実際はどうなんでしょうか?
 やはりオゾンの力でしょうか? オゾンが発生しているのでしょうか? そこら辺の詳細は本当に不明です。
 メーカーに問い合わせたら教えて貰えるのでしょうか?

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