浴室の排水口からの悪臭が酷い 這い出てくる害虫 夜間UV-Cオゾンランプを点けっ放しにしたら悪臭は結構改善した

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生活

 今住んでいる賃貸なのですが、築年数が古いのが悪いのか、住み始めた当初から、浴室の排水口から漂って来る悪臭がとても酷くてずっと困っていました。
 加えて、夏になるとハサミムシやチョウバエ等の害虫も排水口から出現します。
 しかし、波長254nmのUV-Cランプで床ごと光殺菌、壁のカビ防止に浴室内に毎日1時間オゾンを充満させ、夜間は一晩中、排水口の側に波長185nm帯のUV-Cオゾンランプを置いて点灯させていたら、悪臭が緩和されてそんなに気にならなくなりました。
 そして、夜間に電気殺虫器を稼働させる様になったら、チョウバエは激減しました。

悪臭と害虫 風呂場の排水口の排水トラップが殆ど仕事をしていない気がする

 風呂場の排水口は下水へと繋がっています。普通はその間に下水から上がってくる悪臭や害虫を防ぐ為に「排水トラップ」があります。
 これは何処の住宅にも存在するかと言うと、築年数が古い住居だと実は最初から設置されてない場合もある様です。

 我が家の風呂場の場合、ワントラップと呼ばれるお椀を引っ繰り返した様な、大きな分銅の様な形状の、重量のある鉄製の部品が排水口の入口に被せてあります。
 しかしこのワントラップ、全く本来の役目を果たせて無い気がします。
 下水からの悪臭が昇って来ますし、トイレを流すと、その直後には強烈な糞便臭がダイレクトに風呂場の排水口から漂って来ます。
 夏になると、下水から昇って来たハサミムシやチョウバエが排水口から出現します。多分、ゴキブリの侵入口にもなっていると思われます。本当に勘弁して欲しいです。

害虫対策は電気殺虫器で何とかなる

 夏場、排水口から出現するチョウバエは、電気殺虫器を購入して浴室を使用していない時に風呂場で稼働させておく事で、駆除しています。
 夜、電気殺虫器の電源を入れて朝になって確認すると、かなりの数のチョウバエ(その他昆虫も混じっていたりする)が死んでいるので、こいつらどんだけ排水口から出て来ているんだ、と恐ろしくなります。

 ハサミムシに関しては、光に誘因されないので電気殺虫器での駆除は無理なので何ともなりませんが。

 電気殺虫機を点けておくと、チョウバエだけでなく蚊も混じって死んでいます。
 蚊は二酸化炭素に誘因される為、光で害虫を誘因して駆除する電気殺虫器は効果が薄いと言われます。
 しかし、どの程度かは知りませんが、蚊にも「光走性」はあるみたいなので、或る程度は電気殺虫器に誘き寄せられて、電極に触れて感電して死んでくれるみたいです。

悪臭はオゾンで何とかなった

 風呂場の排水口から漂って来る悪臭に対しては、水を流すと一時的に緩和されるのですが、暫くすると再び臭くなります。
 排水口に重曹を巻いて、クエン酸を溶かしたお湯を掛けると、排水管の中で発泡が起こり、管の中が綺麗になり悪臭が軽減するそうです。
 ならばと、Amazonで安い重曹を買って家にあったクエン酸と反応させて、発泡に因る排水管内部の掃除を試してみましたが、下水から昇ってくる悪臭の対策には余りなりませんでした。

 そこで、以前に自作した、185nmのUV-Cランプとダイソーのガラス瓶を組み合わせた光式オゾン発生器を夜寝る前から翌日に浴室を使用する迄の間、風呂場の排水口の隣に置いてオゾンを発生させてみました。

 すると効果は覿面で、発生したオゾンは空気よりも重いので、自然と排水口の中に流れ込んでくれるらしく、排水口からの悪臭がかなり気にならなくなるレベルに低減してくれました。
 放電でオゾンを発生させるタイプの脱臭器は、使っているとオゾン電極に汚れが溜まり、その汚れに因ってオゾンの発生量が減ってしまうので定期的なメンテナンスが必要ですが、光式のオゾン発生器の場合、ランプの寿命は1年ですが、それ迄はメンテナンスフリーで使えるので手間が掛からず非常に便利です。

 更に、一日一回、Philipsの254nmUV-C殺菌ランプの紫外線C波の照射で浴室の床を殺菌しているので、より一層、悪臭やカビの予防になっていると思われます。

排水トラップが頼りにならない場合の悪臭や害虫の対策

 排水トラップの性能が悪く、悪臭や害虫が発生する場合、幾つかの改善方法があります。

1. 排水トラップの水封を維持する

 排水トラップは、U字やS字の形状で水を溜めて臭いや害虫の侵入を防ぐ仕組みです。

対策:

  • 定期的に水を流す(使っていない排水口は水が蒸発し易い)
  • コップ1杯の水を排水口に注ぐ(長期間使用しない場合)

2. 排水トラップの掃除をする

 トラップ内に汚れやゴミが溜まると、悪臭や害虫の原因になります。

対策:

  • 排水トラップを分解して清掃(髪の毛や油汚れを取り除く)
  • 重曹+クエン酸 or 酢+お湯を使う(発泡作用で汚れを落とす)
  • 市販の排水管クリーナーを使う(定期的にメンテナンス)

3. 排水トラップの劣化を確認し、交換する

 排水トラップに亀裂や隙間があると、悪臭や害虫が侵入します。

対策:

  • パッキンの交換(ゴムパッキンが劣化している場合)
  • 排水トラップの交換(古くなって機能が低下している場合)

4. 防臭キャップやフィルターを設置する

 水封トラップがうまく機能しない場合、防臭キャップやフィルターを使うのも効果的です。

対策:

  • 排水口用の防臭キャップを設置(シリコン製などで臭いや害虫を防ぐ)
  • 逆流防止弁付きの排水ホースを使用(キッチンや洗濯機用におすすめ)

5. 排水管の通気問題をチェックする

 通気が悪いと排水の流れが悪くなり、トラップ内の水が吸い出されることがあります。

対策:

  • 通気管が詰まっていないか確認する(詰まりがあると負圧が発生し水封が切れる)
  • 通気弁(エアアドミタンスバルブ)の設置を検討する

 これらの対策を試しても改善しない場合は、専門業者に相談するとよいでしょう。

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