【2024年中期版】格安SIM比較音声通話で最安楽天モバイルずっと通話料無料？

音声通話で使うなら楽天モバイルが最強だが……
楽天モバイル無料→有料の改悪例
楽天モバイルの音声通話が有料になる可能性
1. 楽天モバイルは現状赤字経営
2. 楽天モバイルのスペースモバイル計画
しかし楽天モバイルは暫く音声通話料無料を続けると思います

音声通話で使うなら楽天モバイルが最強だが……

　私自身が散々利用させて貰ってますが、Androidで使うなら、Rakuten Linkアプリ経由で音声通話無料、SMSの送信無料の楽天モバイルは最適解だと思います。
　月額税込み1,078円で、3GBのデータ通信のオマケ（音声通話メインなら）付きで好きなだけ友人と長電話を楽しめるのですから、こんなお得な格安SIMは現時点では他に存在しません。
　何時までも、このサービスが続いてくれれば利用者側としては嬉しいのですが、その願いは果たして叶うのでしょうか？
　あり得そうなパターンとして、楽天モバイルは過去に最初は無料で後に有料化という行為を何度か行っているので、心配になります。

楽天モバイル無料→有料の改悪例

　過去、楽天モバイルの提供するサービスで無料→有料の改悪されたもの。

Rakuten LinkアプリiOS版の仕様変更 SMSの送信一部有料化（2021年7月6日から）

　最初は無料だったが、自分がRakuten LinkアプリiOS版を利用し、送受信相手がRakuten Linkアプリを利用しない場合のSMS送信が有料になった。

参考
https://network.mobile.rakuten.co.jp/information/news/service/647/

月額基本料0円廃止（2022年7月1日から）

　データ使用量月額1GBまで0円が廃止されました。この件で楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が「0円でずっと使われても困っちゃうというのが、ぶっちゃけな話」と発言したが、楽天モバイルからの正式なコメントは、「電気通信事業法　第二十七条の三　第二項第二号」に抵触しうる可能性を危惧したとの事。

参考
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1409103.html／https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1408945.html

SIM交換・再発行手数料の有料化（2023年12月13日）

　楽天は昔、物理SIMの交換、再発行は無料だったが、有料に変わった。
　しかし、これはRakuten Linkが楽天モバイルのSIMを挿してあれば動く（細部は語りません。察して下さい）という特性上、しょうがないと言えばしょうがない。多分、紛失しただの壊れただの言って物理SIMを複数無料で入手した人間が多かったのだろうと思う。

参考
https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001406/

楽天モバイルの音声通話が有料になる可能性

　　楽天モバイルの音声通話が何時まで無料なのかは誰にも判らない。もしかしたら、ずっと無料かも知れない。しかし、有料になりそうな心配要素は沢山ある。

楽天モバイルは現状赤字経営

　楽天グループは携帯電話事業の基地局整備の負担が重く大赤字である。それも、大丈夫なのか、と思ってしまう、庶民には想像もつかないほどの膨大な赤字額である。
　赤字を解消して楽天モバイルが黒字化するには８００万件～の契約者が必要らしいが、本当にそれで黒字化するんだろうか？
　楽天モバイルとしては、加入者にデータ通信を毎月20GB以上使って貰い、出来るだけ多くの人間に税込み月額3,168円を支払って欲しいのだろうが、音声通話無料が目当てで楽天モバイルを利用している人間は多分、毎月最低料金の税込み月額978円しか払わないだろう。
　そうなると、電話料金の有料化も将来的には有り得そうな気がする。
（参考：日刊工業新聞 2024年02月15日）

楽天モバイルのスペースモバイル計画

　楽天モバイルは「AST SpaceMobileとの衛星と携帯の直接通信による国内サービスを2026年内に提供を目指す」と発表している。「スペースモバイル計画」まるで、SF映画のタイトルみたいな名称である。
　アメリカの「AST SpaceMobile」社が打ち上げた人工衛星を使い、人工衛星とスマートフォンの間で可能となる双方向通信を利用して、日本の隅々まで電波を届ける取り組みらしい。
　実現すれば便利になりそうだが、この衛星電話（？）事業が軌道に乗った場合、そこで音声通話料金の有料化をしてきそうな気がします。
　憶測で物を言っているだけなので、実際にどうなるかは、サービス開始まで判りませんが。