【2024年度版】格安simの組合せ データ無制限で実用性重視の最安は?

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モバイル回線やモバイル端末

この記事を書いている人間は楽天モバイルを実際利用しています。

格安SIMの組み合わせで考える、実用性の高いデータ無制限の最安値

 格安SIMのデータ無制限プランは、月間データ通信量を気にせずにインターネットを利用できるプランです。ただし、「無制限」と言っても、実際には幾つかの特徴と注意点があります。

特徴

  1. 通信量無制限:
    • 月間のデータ通信量に制限がなく、使い放題でインターネットを利用できます。
  2. 速度制限:
    • 多くの場合、一定のデータ量を超えると通信速度が制限されることがあります。例えば、月に50GBを超えると速度が1Mbpsに制限されるなどです。
  3. コストパフォーマンス:
    • 大手キャリアの無制限プランに比べて、格安SIMの無制限プランは比較的低価格で提供されることが多いです。

注意すべき点

  1. 速度制限の条件:
    • プランによっては、データ使用量が一定量を超えると通信速度が大幅に低下します。このため、速度制限後の速度が自分の使用スタイルに合っているか確認が必要です。
  2. 通信品質:
    • 格安SIMは大手キャリアの回線を借りて運用しているため、通信の混雑時には速度が低下することがあります。特に昼休みや夕方など、多くの人がインターネットを使う時間帯に影響が出ることがあります。
  3. 対応エリア:
    • 無制限プランでも、利用するエリアによっては通信が不安定になる場合があります。事前に自分の住んでいる地域やよく行く場所での通信品質を確認することが重要です。
  4. 追加料金:
    • 通信速度制限がかかった後でも、高速通信を追加購入できるオプションがある場合がありますが、その際は追加料金が発生します。

格安SIMx格安SIMで実用性を高めつつ弱点を埋める

 格安SIMのデータ無制限プランは、通信費を節約しつつ大量のデータを使用したい人にとって魅力的な選択肢です。しかし、速度制限や通信品質、対応エリアなどの注意点をしっかり確認して、自分の使用スタイルに合ったプランを選ぶことが大切です。
 基本、格安SIMで提供されるデータ無制限プランは、◯◯は理想的だけど◇◇がちょっと駄目、……と唸ってしまう、彼方立てれば此方が立たぬ、そんなサービスが多いです。
 そこで、飽く迄も最安を追求しつつ、メインで使うと決めた格安SIMの不安部分を、組み合わせた別の格安SIMで補完する事によって、月額使用料はなるべく安いままで、より満足度の高いモバイル・インターネット環境を入手すべく、理想の組み合わせを紹介したいと思います。

副次的効果として万が一の回線障害時に備え格安SIMx格安SIMで回線冗長化を持たせる

 また、スマートフォンやモバイルデバイスが正常にインターネットに接続できなくなる、モバイル回線の回線障害はいつ何時起きるか判りません。
 実際、過去には、通信事業者の設備故障、システムの不具合、基地局のトラブル、大規模な自然災害等、多岐に渡る原因で回線障害が発生しています。
 そんな万が一の時の備えとして、異なる2種類のキャリアのモバイル回線を契約して回線冗長化を持たせておくと、どちらか一方が使えなくなっても、もう片方で急場を凌げるので安心です。

楽天モバイル+POVO2.0の組合せ 月に1度か2度だけ大量にデータを使う場合の最安最適解

楽天モバイルとは?

 楽天モバイルは、楽天株式会社が提供するモバイル通信サービスです。日本国内において、自社回線持つ4つ目の主要なキャリアとして、低価格でシンプルな料金プランを特徴としています。

主な特徴

  1. 低価格の料金プラン:
    • データ使用量3GBまでで税込み月額968円からスタートし、3GB超え20GBまでで税込み月額2,068円と、データ使用量に応じて段階的に料金が上がるシンプルな料金設定です。
       20GB超えると後はどれだけ利用しても料金は最大で税込み月額3,168円(税込)で留まり、使い放題となるデータ無制限を利用できます。
  2. データ無制限:
    • 楽天モバイルは、データ通信量が一定を超えても通信速度が制限される心配は殆ど無く、その気になれば月にTB単位まで利用可能です。
       データ通信量に関しては青天井であり、正真正銘、本当の意味で無制限です。昔は、パートナー回線エリアでは月5GBの制限がありましたが、今はその制限もありません。
  3. 楽天ポイントの活用:
    • 楽天市場など楽天の各種サービスでポイントを貯めたり、使ったりすることができ、通信料金の支払いにも利用可能です。
  4. eSIM対応:
    • eSIMに対応しており、物理的なSIMカードなしで簡単に契約や回線の切り替えができます。

まとめ

 楽天モバイルは、コストパフォーマンスに優れ、楽天エコシステム内でのポイント活用ができるため、楽天サービスを利用する方にとって非常に魅力的な選択肢です。
 シンプルな料金プランとデータ無制限の提供で、多くのユーザーに支持されています。

 自社回線を持つ4つ目の主要キャリアですが、後発の為、他の3キャリアよりも保有しているBand(電波の周波数帯)が少ないので、電波の繋がり難さがあります。
 主力はBand 3のみ。建物の中や地下鉄で繋がり易いプラチナ帯のBand 18はauから借りています。2024年6月からは、Band 28が自社のプラチナ帯として追加されました。時間と共に繋がり難さは徐々に改善されています。

povo2.0とは?

 povo2.0は、KDDI(au)が提供するオンライン専用のモバイル通信サービスです。
 従来の固定料金プランとは異なり、基本料金が0円で、自分の使い方に合わせて必要なトッピング(オプション)を追加することで利用できるのが特徴です。

主な特徴

  1. 基本料金0円:
    • 基本料金が0円で、必要なデータ量やサービスだけを選んで支払う仕組みです。
  2. 多様なトッピング:
    • 1GBからのデータトッピング、24時間使い放題、90日間無制限など、多様なデータトッピングが選べます。また、かけ放題や留守番電話などの通話オプションも追加可能です。
  3. オンライン専用:
    • 申し込みからサポートまで全てオンラインで完結するため、店舗に行く手間が省けます。逆を言えば、実店舗がありませんので全ての手続きをオンラインでしなければいけません。
  4. 柔軟なプラン設計:
    • 自分の使用状況に合わせて、自由にトッピングを選んでプランを設計できるため、無駄なく使えます。

まとめ

 povo2.0は、基本料金0円で自分に必要な分だけ支払う柔軟なプラン設計が特徴です。オンライン専用で手軽に利用開始でき、多様なトッピングを自由に組み合わせられるため、コストを抑えつつ自分にぴったりのプランを構築できます。
 但し、最低でも半年に1回はトッピングが必要です。忘れると自動解約になってしまうので、注意が必要です。
 税込み330円/回のデータ使い放題(24時間)のトッピングが優秀で、申し込んだ翌日の23時59分59秒まで使えるので、実質48時間近く無制限の恩恵を受けられます。
 週末の土日に遠出する時や、仕事で泊まり掛けの出張時に利用すると、出先でもデータが使い放題になりネットに困りません。
 

楽天モバイル+POVO2.0を組み合わせる事で

 普段使いが楽天モバイルのデータ使用量が3GBまでに収まるなら税込み月額968円
 宿泊で出掛ける時にPOVO2.0のデータ使い放題(24時間)のトッピングを買えば税込み330円/回

 楽天モバイルに月1回、POVO2.0のデータ使い放題(24時間)トッピングを併用すると税込み月額1,298円
 月2回、POVO2.0のデータ使い放題(24時間)トッピングを併用すれば税込み月額1,628円
 月3回、POVO2.0のデータ使い放題(24時間)トッピングを併用すれば税込み月額1,958円

 楽天モバイル単体で使って3GB超え20GBまでの料金帯に達するよりも、POVO2.0と組合せた方が小回り的な融通が利くし、お得になる場合が多いです。

 しかしこの組合せは、楽天モバイルはauに回線を借りているので、回線冗長化が今ひとつ弱いのが残念です。
 ですが、POVO2.0は基本料金0円なので、2回線契約しておいて損はないでしょう。

mineo マイそくスタンダード+日本通信SIM合理的シンプル290プランで平日23時間データ無制限

mineoとは?

 mineo(マイネオ)は、オプテージ株式会社が提供する格安SIMサービスです。
 大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線を利用しており、ユーザーは自分の利用状況に合わせて回線を選択できます。

主な特徴

  1. 選べる回線:
    • ドコモ、au、ソフトバンクの3つの回線から選べるため、自由度が高いです。
  2. 多様な料金プラン:
    • 1GBから20GBまで毎月必要なデータ容量で選ぶマイピタと、データ無制限、最大速度で選ぶマイそくがあります。
      マイピタの場合、容量を使い切った後も最大200kbpsでの低速通信が利用可能です。
      マイそくの場合、月曜~金曜の昼の12時台は回線速度に制限が掛かり最大32kbpsまで落ち込みます。(実質利用不可能)
  3. フレキシブルなオプション:
    • 通話定額やかけ放題、パケットシェアやギフトなど、多様なオプションを追加できます。
  4. コミュニティの活用:
    • mineoユーザー同士で情報交換ができる「マイネ王」というコミュニティサイトがあり、問題解決や使い方のアドバイスを受けられます。
  5. 節約モード:
    • マイピタの場合、高速データ通信が不要な時に節約モードを使えば、バースト転送機能付きの最大通信速度が200kbpsに制限された低速通信になり、データ容量を節約できます。

まとめ

 mineoは、選べる回線と多様な料金プランで柔軟に利用できる格安SIMサービスです。コミュニティの活用やフレキシブルなオプションにより、ユーザーにとって使いやすく、コストパフォーマンスに優れた選択肢となります。
 特にマイそくスタンダードは最大通信速度1.5Mbpsに制限されますがデータ無制限で、税込み月額990円という安さの、実に魅力的な料金プランです。
 月曜~金曜の昼の12時台と、3日で10GB以上使った場合、回線速度に制限が掛かり最大速度32kbpsにまで落ち込んでしまうという弱点はありますが、月に最大99GB使えて990円ですから、データ無制限としては非常に安い料金設定といえます。

日本通信SIMとは?

 日本通信SIMは、日本通信株式会社が提供する格安SIMサービスです。
 シンプルでわかりやすい料金プランと、高いコストパフォーマンスを特徴としています。

主な特徴

  1. 合理的な料金プラン:
    • 月々290円(税込)からの低価格プランがあり、無駄なく通信費を抑えられます。
      データ容量も必要に応じて選択でき、使った分だけ支払うシステムです。
      税込み220円でデータを1GB追加出来ます。
  2. 音声通話付きプラン:
    • 音声通話付きプランも提供しており、通話とデータ通信を両方必要とするユーザーに適しています。定額でかけ放題オプションも用意されています。
  3. ドコモ回線の利用:
    • ドコモの回線を利用しているため、全国的に広いエリアで安定した通信が可能です。
      ドコモの回線しかありません。
  4. SIMフリー対応:
    • 多くのSIMフリースマホやドコモのスマホに対応しており、現在のスマホをそのまま使える場合が多いです。

まとめ

 日本通信SIMは、シンプルで低価格な料金プランを提供する格安SIMサービスです。
 ドコモ回線を利用しており、広いエリアで安定した通信が可能です。
 音声通話付きプランやかけ放題オプションもあり、柔軟に利用出来る点が魅力です。
 合理的シンプル290プランは、データ量が1GBで税込み月額290円です。

 日本通信SIMは契約用のスターターパックが販売されており、これを買ってから回線契約すると、普通にオンラインで申込むよりも事務手数料が安くなります。是非活用しましょう。

昼の12時台を日本通信SIM合理的シンプル290プランで凌ぎ後はmineo マイそくスタンダードのデータ無制限

 mineo マイそくスタンダードと日本通信SIMの組み合わせは、マイそくでのモバイル通信に速度制限が掛り、遅くて使い物にならない平日の昼の12時台だけ、日本通信SIMを利用するという併用スタイルです。
 この組み合わせを使えば、月額税込み1,280円で、略々データ無制限に近い状態で大凡好きなだけモバイル通信を利用出来ます。
 お昼に使うデータがもしも1GBで足りなくなっても、後1GB追加したとしても月額が税込み1,500円で事足ります。

 mineoをauかSoftBankの回線で契約しておけば、日本通信SIMがドコモ回線なので、万が一の障害発生時の回線冗長化も申し分無く確保されます。
 相性の良い組み合わせです。

おすすめの格安SIMプロバイダー

最後までお読みいただきありがとうございました!

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